結婚相談所はお見合いについて行った方がいいのか知りたい。でも、毎回ついて行くと交通費も馬鹿にならないし、時間も掛かって大変そうだけど、どうしたらいいんだろう?
こんな疑問にお答えします。
この記事を読むと
・ついて行ったときのメリット、デメリットが分かる。
・利益が出るかどうかは意識した方がいい。
メリット・デメリットから、結婚相談所のサービスとして同席するかどうかを決めて頂ければと思います。
●記事の信頼性●
結婚相談所のコンサル歴20年ほど。今でも結婚相談所コンサルしながら、結婚相談所の運営・婚活パーティーの主催・合コンセッティングサービスをしています。
目次
1.お見合いについて行かないのが主流
以前はカウンセラーが、お見合いについて来るのことが当たり前でした。ですが、最近では男性会員の負担を減らす理由もあり、お見合いについて来ない結婚相談所が多くなって来ました。
お見合いは、主にホテルのラウンジで行うことが多く、お相手や同席したカウンセラーのお茶代を男性会員が負担することになります。お見合い料を払って、さらにカウンセラーの分まで支払っていると、コーヒー代だけでも3,000~4,000円は掛かってしまいます。
お見合いについて行くということは、男性の金銭的負担が大きくなってしまうというのも、また事実です。
1-1.引き合わせだけの結婚相談所が多い
「会員さんだけで、ちゃんと会えるのか不安…。だけどついて行くとお茶代が可哀想だし…」会員様のことが心配でソワソワしてしまう方にオススメなのが引き合わせです。
引き合わせとは会員さんのご紹介だけしてお見合いには同席しない方法です。カウンセラーもお見合い会場まで行きますので、会員同士が会えないような不測の事態が起きたとしても、その場で対応が可能です。
2.お見合い同席・引き合わせののメリット
2-1.お見合い会場の席取り
お見合いはホテルのラウンジなどで行うことが多く、場所によっては事前予約ができません。予約できなかったとしてもカウンセラーが席を確保することが出来ます。
会員様がお見合い前に、何時間も待たされるという事態を防ぐことにもつながります。
また会員様自身で席を確保しないといけな場合、「席を確保しないと」という焦りから心理的負担になってしまう場合もあります。
恋愛なれしていない会員様に関しては、お見合いだけに集中させてあげることも大切です。
2-2.会員さんが喋りやすい雰囲気作り
会員様の中には、異性と話すことが苦手な方が大勢います。
お見合い中、何を喋っていいのか分からず黙ってしまう(緊張して)ような会員様には、カウンセラーが同席して会話を盛り上げることで、喋りやすい雰囲気を作ってあげると良いでしょう。
しかしカウンセラー自身が盛り上がりすぎて、お見合いに長時間同席してはいけません!
あくまでもメインは会員様ということを忘れないように!同席は15~20分を目処に席を離れるようにしましょう。
2-3.入会したばかりの会員様にはついて行く
基本は同席・引き合わせしないスタンスだったとしても、会員様が初めてのお見合いでは同席・引き合わせをしてあげた方が良いでしょう。
お見合い関係なく初対面の人と会う時は、誰しも緊張もしますし心細いものです。カウンセラーがお見合いに同席してるくれたり、引き合わせしてくれることによって会員様は安心してくれます。
結婚相談所の売りは、1人で婚活しなくてもいいことでもあります。
3.同席・引き合わせするときは赤字ならないように注意!
お見合いに同席・引き合わせする際は、交通費、人件費が発生していることを意識しておきましょう。
赤字になりやすい価格設定の特徴
- お見合い料を設定していない
- お見合い料を設定していなく、月会費が低額に設定されている
- 月会費を設定していなく、お見合い料が低額に設定されている
結婚相談所の経営はボランティアではありませんので、「同席したら交通費だけで赤字」なんてことにならいないように注意しましょう。
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4.一緒に婚活してあげることが大切
お見合いに同席・引き合わせする、しない両方ともにメリット・デメリットがありますので、個人的にはご自身にとってやりやすい方針(価格設定)を選べばいいかなと思います。
それより大切なことが、お見合いの結果に対して一緒に喜んだり、落ち込んだり一緒に婚活してあげることの方が大切だと思います。
結婚相談所の開業を決めている方向けの記事です。 必要な資格/加盟する連盟の注意点/開業するなら個人?法人?/開業したら何から始めたらいいの?/集客方法/成功の秘訣/ という内容が書いてあります。記事の最後にオススメの開業方法もありますので、ぜひ最後までご覧ください。