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  • 結婚相談所開業に資格はいらない?必要な知識・スキル・注意点を解説

    2015.10.23 / 2026.05.26 更新

    • 結婚相談所の運営ノウハウ

    結婚相談所を始めるのに、何か資格を取らければいけないの?どんな資格が必要なの?結婚相談所を始めたいと思っているから知りたい。

    そんな疑問にお答えします。

    この記事を読むと

    ・結婚相談所を始めるのに必要な資格が分かる。
    ・事業者として守らないといけない法律が分かる。
    ・どんな人が仲人に向いているのか分かる。

    結婚相談所の連盟を20年運営しています。

    先にネタバレしてしまうと、結婚相談所を開業するのに特に資格は必要ありません。

    「やりたい!」と思ったら誰でも簡単にはじめられてしまいます。

    しかし運営が自由に出来る訳ではありません。結婚相談所が守るべき法律があります。

    結婚相談所運営に関連する法律・名称

    ・特定商取引法

    ・クーリングオフ

    ・中途解約

    ・個人情報保護法

    聞いたことがある名称もあると思いますが、どんな法律なのかまでは知らない方も多いのではないでしょうか。

    そこで、特定商取引法やクーリングオフについて詳しく説明したいと思います。

    今後の結婚相談所運営にお役立て下さい。

    特定商取引法とは

    特定商取引法(旧称「訪問販売法(訪問販売等に関する法律)」)

    事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。
    特定商取引法ガイド

    結婚相談所は結婚情報サービスとして特定商取引法の特定継続的役務提供に含まれます。

    契約期間が2ヶ月以上、且つ入会金(含む月会費)5万円超の契約を行う業者は、特定継続的役務提供業者に該当し、下記内容の説明義務が発生します。

    ●クーリングオフの説明
    ●中途解約時返戻金の計算方法の説明
    ●資産・業績を説明できる資料の備付及び閲覧への対応

    なんだか難しい言葉が並んでますが、簡潔に説明すると結婚相談所は該当するというこです。

    特定継続的役務提供とは

    難しい名称までは覚える必要はありません。こんな言葉がある程度に覚えておけば大丈夫でしょう。

    長期・継続的な役務の提供と、これに対する高額の対価を約する取引のこと。現在、エステティック、語学教室、家庭教師、学習塾、結婚相手紹介サービス、パソコン教室の6つの役務が対象とされています。

    結婚相談所が特定商取引方について、知っておく3つのポイント!

    ●勧誘の禁止事項
    1.誇大広告の禁止
    商品の内容・価格などが実際より優れているように表現し、消費者に誤認を与える広告

    2.不実告知による勧誘の禁止
    事業者が消費者と契約を結ぶ際に、重要事項について客観的事実と異なる説明をすること。消費者契約法では、不実告知により消費者に誤認が生じた場合、消費者は当該契約を取り消すことができるとされる。「便利である」など主観に基づく表現は不実告知には当たらない。

    3.威迫・困惑による勧誘の禁止
    「威迫」とは、脅迫に至らない程度の、人を不安にさせるような行為をいいます。
    「困惑」とは、困り戸惑わせることをいいます。

     ●契約上の制限
    1.クーリングオフが可能
    2.中途解約が可能
    3.中途解約時の損害賠償額の制限

     ●事業者の義務 契約時、契約前の書類の交付
    結婚相談所は契約にあたり上記2つの書類を渡さなければいけません。

    1.概要書面:契約前に交付して重要事項を確認してもらう。
    消費者が契約を締結する前に、その判断材料として知っておくべき情報を提供する書面

    2.契約締結時書面(契約書):契約の締結を行ったその場で交付することとなります。

    契約上の制限について

    クリーングオフが可能

    クーリングオフとは

    契約から一定期間であれば、理由を問わず、一方的に契約の解除ができる制度。

    クーリングオフの期間は、契約した日より 8日間です。またクーリングオフ期間(8日間)を過ぎても、理由を問わず、会員は中途解約ができます。

    簡単に説明すると、契約した後、頭を冷やして(クーリングオフ)冷静に考え直す時間を消費者に与え、一定期間内であれば無条件で契約を解除することができる特別な制度のことをいいます。

    無条件の解約となりますので、結婚相談所は全額返金しなければいけません。

    中途解約が可能

    結婚相談所への入会後に消費者が契約を途中で解約すること。消費者は1年契約で入会するパターンが多く、クーリングオフ期間が過ぎても途中で止めたくなったらいつでも止めることができるのが中途解約です。

    中途解約の理由は一切不要であり、解約の際に結婚相談所に支払わなければならない解約料も法律で上限が定められています。

    「うちの相談所は入会後の返金もありませし、途中で解約も出来ません!」このようなことは法律で認められていませんので注意が必要です。

    但し全額返金する必要はなく、サービス提供前と提供後では損害賠償額が異なります。

    ●結婚相手紹介サービスの場合中途解約時の損害賠償額の上限
    サービス利用前:3万円
    サービス利用後:未使用サービス料金の2割か2万円のいずれか低い額

     【サービス提供前の例】プロフィールも作成していない、お見合いシステムにも登録していない状態
    1年契約
    入会金50,000円+活動サポート費60,000円=入会時に必要費用の合計:110,000円
    110,000円-30,000円(中途解約時、上限費用)=80,000円が返金額

     【サービス提供後の例】結婚相談所で3ヶ月活動後、中途解約
    1年契約
    入会金60,000円+活動サポート費60,000円=入会時に必要費用の合計:120,000円

    すでに受けたサービス料:入会金50,000円と活動サポート3ヶ月分(月割り:5,000円)=65,000円は返金しなくても大丈夫です。

    残りの活動サポート費9ヶ月分(45,000円)が返金対象となります。

    しかし全額返金する必要はなく未使用サービス料金の2割か2万円のいずれか低い額は、損害賠償額として請求することが出来ます。
    45,000円×2割=9,000円

    20,000円より9,000円の方が低い額となるので9,000円が適用されます。
    45,000円-9,000円=36,000円が返金額となります。

    返金時の注意点

    月会費として1年分先払いで支払ってもらう場合、中途解約時返金の対象になりません。あくまでも月会費となるので、活動していない月の費用は全額返金となります。

     

    個人情報の取り扱いも注意!

    個人情報とは

    『個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述などによって特定の個人を識別できるもの(他の情報と容易に照合することができ、それによって特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)。』

    勘違いしやすいのが名前や住所だけではなく、個人を特定できるものは全て個人情報になるということです。結婚相談所ならプロフィール写真だけでも個人を特定できるものになります。

    結婚相談所の規模はどうあれ、個人情報の取り扱うことを意識しなければいけません。

    個人情報の5つ注意点

    結婚相談所では、氏名や住所だけではなく、年収、家族構成、写真、恋愛歴など、非常にデリケートな個人情報を扱います。

    そのため、「会員様の情報を預かっている」という意識を持って運営することが大切です。

    まず、会員様から預かった情報は、「何のために使うのか」を事前に説明しなければいけません。

    例えば、「お見合い相手を探すため」「婚活サポートを行うため」など、利用目的を本人に通知、または公表する必要があります。

    また、結婚相談所では、独身証明書や収入証明書など、さまざまな書類を預かります。

    これらの書類は非常に重要な個人情報になるため、誰でも見れる場所に置かない、データ管理を徹底するなど、管理体制に注意しなければいけません。

    さらに注意したいのが、“会員様の情報を勝手に他人へ伝えない”ことです。

    例えば、お相手相談所から、「離婚理由を教えてほしい」「過去の恋愛について聞きたい」と言われることがあります。

    しかし、本人に確認せず、勝手に伝えてしまうのはNGです。

    どれだけ仲人同士の関係が良くても、本人の許可なく個人情報を共有してはいけません。

    一方で、お見合いの場で本人同士が直接話すのは問題ありません。

    また、退会した会員様の情報を放置しないことも重要です。

    退会後は、システムやデータから速やかに情報を削除し、不要な個人情報を残し続けないようにしましょう。

    そして、結婚相談所では基本的にマイナンバーを預かる必要はありません。

    必要のない個人情報まで集めてしまうと、管理リスクが増えるため注意が必要です。

    個人情報の管理は、「小さな相談所だから大丈夫」という問題ではありません。

    むしろ個人経営だからこそ、“信頼”が何より大切になります。

    会員様は、「この相談所なら安心して相談できる」と思えなければ、本音を話してくれません。

    だからこそ、個人情報を丁寧に扱う姿勢そのものが、結婚相談所の信頼につながっていきます。

     

    結婚相談所を始めるためのステップと成功事例

    資格が不要な理由と必要なスキル

    結婚相談所を開業するために、国家資格や特別な免許は必要ありません。

    極端に言えば、「やってみたい」と思えば、誰でも始めることができます。

    実際に、会社員からの副業スタート、専業主婦からの独立、定年後のセカンドキャリアとして始める方も多く、異業種から参入している人がほとんどです。

    しかし、資格が不要だからといって、誰でも簡単に成功できるわけではありません。

    結婚相談所は「人を相手にする仕事」です。

    そのため、資格よりも“信頼される力”や“人に寄り添える力”の方が重要になります。

    特に大切なのが、「この人なら安心して相談できる」と思ってもらえることです。

    例えば、結婚相談所では、お見合いを断られたり、交際終了になったりすることが日常的にあります。

    婚活をしている会員様にとっては、たった一度のお断りでも大きなショックになることがあります。

    「自分は否定されたんじゃないか」
    「もう結婚できないかもしれない」
    「何が悪かったんだろう」

    そんな風に、必要以上に落ち込んでしまう方も少なくありません。

    そこで必要になるのが、“共感力”です。

    ただ「大丈夫ですよ」と励ますだけでは、会員様の気持ちは整理できません。

    時には、会員様よりもこちらが怒っている“振り”をするくらいの方が、相手が冷静になることもあります。

    「そんな変な男性なら、むしろこっちからお断りで良かったですよ」

    このように、本気で会員様の味方になってあげることで、安心感につながるケースがあります。

    実際、人は自分以上に感情を出してくれる人がいると、逆に冷静になれることがあります。

    もちろん、感情的になるのではなく、“会員様に寄り添うための共感”として使うことが大切です。

    結婚相談所では、恋愛テクニックよりも、「この人は自分の気持ちを分かってくれる」という安心感の方が、信頼につながります。

    また、「話が上手い人」よりも、「相手の話をしっかり聞ける人」の方が、仲人として成功しやすい傾向があります。

    婚活中の方は、不安や悩みを抱えているケースも多いため、否定せずに話を聞き、気持ちを受け止められる姿勢が重要です。

    さらに、結婚相談所ではカウンセリング力も欠かせません。

    婚活では、

    ・理想が高くなりすぎている
    ・自分に自信が持てない
    ・恋愛経験が少なく不安

    など、さまざまな悩みが出てきます。

    そのため、「こうした方がいい」と一方的にアドバイスするだけではなく、相手の気持ちを整理しながら、一緒に方向性を考えていく力が求められます。

    結婚相談所は、資格で成功する仕事ではありません。

    むしろ、

    「人の気持ちに寄り添えるか」
    「信頼関係を築けるか」
    「落ち込んだ人を支えられるか」

    こうした“人間力”の方が、長く運営していく上では重要になってきます。

    無料で学べる情報源・勉強方法

    結婚相談所を開業したいと思っても、「何から学べばいいのか分からない」「資格がないから不安」「経験者じゃないと難しいのでは?」と感じる方は非常に多いです。

    特に、異業種から参入する場合は、婚活業界の知識だけでなく、法律、集客、カウンセリング、SNS運用など、覚えることが多く感じるかもしれません。

    しかし、最初から高額なコンサルやスクールに申し込む必要はありません。

    今の時代は、無料でも十分学べる環境があります。

    まずおすすめなのが、「実際に活動している結婚相談所を見ること」です。

    ホームページ、Instagram、YouTube、ブログなどを見るだけでも、

    「どんな発信をしているのか」
    「どんな人をターゲットにしているのか」
    「どうやって問い合わせにつなげているのか」

    など、多くのことを学ぶことができます。

    特に個人経営の結婚相談所は、オーナーの考え方や人柄がそのまま集客に直結しているケースが多いため、非常に勉強になります。

    また、SNSは“リアルな現場”を知るのにも役立ちます。

    現役仲人の発信を見ると、「今日は会員様の相談対応」「交際終了で落ち込んでいた」「成婚退会が決まった」など、実際の仕事の流れや、仲人としての考え方が見えてきます。

    こうしたリアルな情報は、ネット記事や本だけではなかなか学べません。

    さらに、YouTubeも非常に参考になります。

    最近では、結婚相談所の開業方法だけではなく、「集客方法」「面談のやり方」「婚活者の心理」
    「SNS運用」などを発信している相談所も増えています。

    動画は文章よりも人柄が伝わりやすいため、「どんな話し方をしているか」「どうやって信頼感を出しているか」まで学ぶことができます。

    また、結婚相談所は“人間理解”が重要な仕事なので、恋愛心理学やコミュニケーション系の本を読むのもおすすめです。

    ただし、知識ばかりを詰め込みすぎる必要はありません。

    実際には、「知っている」より「行動している」人の方が伸びます。

    例えば、「SNSを勉強している」だけでは集客は増えません。

    実際に投稿してみて、反応を見て、改善していくことで、初めて実践的な知識になります。

    結婚相談所の仕事は、完璧に準備してから始めるというより、“運営しながら学んでいく仕事”に近いです。

    そのため、最初から100点を目指す必要はありません。

    むしろ、「まずやってみる」「失敗しながら改善する」「継続する」。
    この姿勢の方が、結果的に成功につながりやすくなります。

    特に個人の結婚相談所は、“人柄”や“考え方”が商品になる仕事です。

    だからこそ、知識だけではなく、「どういう想いで運営するか」を学ぶことも非常に大切になります。

    学んだ内容は必ず「アウトプット」する

    無料で学んだことは、“聞いただけで満足”にならないようアウトプットすることが大切です。

    たとえば、以下のような形で実践してみましょう:

    ・ブログやSNSで学んだ内容を発信してみる

    ・自分用の「運営マニュアル」をまとめて整理する

    ・家族や知人に説明してみる(“人に話す”ことで理解が深まります)

    ・これから開業を目指す仲間と情報交換してみる

    アウトプットには知識の定着だけでなく、自信を持ってお客様に説明する練習にもなります。

    特に法律やサービス内容などの難しい部分は、アウトプットを通じて自分の言葉で話せるようになることが大切です。

    また、発信を続けることで自然とあなた自身のブランディングにもつながっていきます。

    個人の結婚相談所だからこそ顧客レビューも意識する

    顧客の声やレビューは信頼性を高めるための重要な要素です。

    例えば、東京の相談所を利用したAさんは、「カウンセラーの丁寧な対応と親身なアドバイスが大変心強かった」と語っています。

    Bさんは、「マッチング精度が高く、理想の相手と出会えた」と高評価をしています。

    これらのポジティブなレビューは、ウェブサイトやパンフレットに掲載することで、新規顧客の信頼を得ることができます。

    また、顧客満足度調査を定期的に実施し、その結果を公表することで、透明性を持った運営をアピールすることも効果的です。

    結婚相談所開業で“実質必要”になる資格・経験とは?

    実際、結婚相談所業界では、異業種から参入している人が非常に多いです。

    元営業職、接客業、保険業、不動産業、介護職、専業主婦など、さまざまな経験を持つ方が活躍しています。

    その理由は、結婚相談所という仕事が「人と向き合う仕事」だからです。

    特に役立つのが、“人生経験”です。

    恋愛、結婚、子育て、人間関係、仕事の悩み。

    そういった経験をしてきた人ほど、婚活中の会員様の気持ちを理解しやすくなります。

    そのため、若さや資格よりも、「相手の立場で考えられるか」の方が圧倒的に重要です。

    また、結婚相談所では“聞く力”も非常に大切になります。

    婚活がうまくいかない人の多くは、自分でも悩みを整理できていません。

    「本当はどんな人と結婚したいのか」
    「なぜ婚活が上手くいかないのか」
    「どこに不安を感じているのか」

    それを会話の中で引き出していく必要があります。

    そのため、「話が上手い人」よりも、「相手の話をじっくり聞ける人」の方が向いている仕事でもあります。

    さらに、実は多くの人が見落としているのが“集客力”です。

    結婚相談所は、開業しただけで会員が自然に集まるビジネスではありません。

    どれだけ人柄が良くても、存在を知ってもらえなければ相談にはつながりません。

    最近では、Instagram、YouTube、TikTok、ブログ、Googleマップなどを使って集客する相談所が増えており、「発信を継続できる力」が重要になっています。

    つまり、結婚相談所で実質的に必要なのは、「資格」よりも、「信頼される力」「継続する力」「人と向き合う力」なのです。

    もちろん、開業後にカウンセラー資格や心理学を学ぶのはプラスになります。

    しかし、それ以上に重要なのは、“この人と話すと安心できる”と思ってもらえることです。

    結婚相談所は、知識だけで成功する仕事ではありません。

    人として信頼されるかどうかが、最終的に最も大きな差になっていきます。

    開業後によくある失敗例とその回避法

    結婚相談所は、開業自体はそこまで難しくありません。

    しかし、本当に難しいのは「開業後に継続すること」です。

    実際、多くの人が「思ったより集客できない」「会員が増えない」「売上にならない」という壁にぶつかります。

    特に個人の結婚相談所は、大手のように広告費を大量に使えるわけではありません。

    だからこそ、最初の方向性を間違えると、かなり苦しくなります。

    ここでは、実際によくある失敗パターンを紹介します。

    「ホームページを作っただけ」で終わる

    開業直後に最も多い失敗がこれです。

    お金をかけて綺麗なホームページを作ったことで、「これで集客できる」と安心してしまうケースです。

    しかし現実は、ホームページを作っただけでは、ほとんど人は来ません。

    特に開業初期は、検索順位も低く、誰にも存在を知られていない状態です。

    そのため、「ホームページを作った=集客準備完了」ではありません。

    むしろ本番はそこからです。

    Instagram、X(旧Twitter)、ブログ、Googleマップ、紹介営業などを使って、まずは“知ってもらう活動”を増やす必要があります。

    実際、開業初期は「質」より「露出量」の方が重要になるケースも多いです。

    SNSを始めたけど、途中で更新が止まる

    これも非常に多い失敗です。

    最初はやる気があるのですが、「全然反応がない」「フォロワーが増えない」「投稿ネタがない」という理由で更新が止まってしまいます。

    しかし、結婚相談所の集客は短距離走ではありません。

    特にSNSは、“続けた人”が強い世界です。

    実際、最初の3ヶ月〜6ヶ月はほとんど反応がないことも普通にあります。

    それでも発信を続けることで、「あ、この人また見るな」「ちゃんと活動している相談所なんだな」という“信頼の蓄積”につながっていきます。

    逆に、数投稿で止まっているアカウントは、「この相談所大丈夫かな?」と不安を与えてしまいます。

    「待ち」の姿勢になってしまう

    結婚相談所は、待っていても会員は増えません。

    特に個人経営の場合、自分から動けるかどうかで結果が大きく変わります。

    例えば、

    ・知人に開業を伝える
    ・地域のお店と繋がる
    ・婚活イベントへ顔を出す
    ・紹介をお願いする

    こうした地道な行動が、最初の会員獲得につながることは非常に多いです。

    実際、開業初期はSNSよりも、“リアルな繋がり”から会員が増えるケースも少なくありません。

    逆に、「ホームページ作ったから誰か来るだろう」という受け身姿勢だと、かなり厳しくなります。

    会員対応が“作業”になってしまう

    結婚相談所は、人の感情を扱う仕事です。

    そのため、事務的な対応になってしまうと、会員様はすぐに離れていきます。

    特に婚活では、

    ・お見合いを断られる
    ・交際終了になる
    ・自信を失う

    こうした場面が何度もあります。

    そんな時に、「次頑張りましょう」だけで終わってしまうと、会員様は孤独を感じてしまいます。

    大切なのは、「この人は自分の味方だ」と思ってもらうことです。

    時には、一緒に悔しがったり、感情に寄り添ったりすることで、信頼関係が深まることもあります。

    安売りしすぎて利益が残らない

    開業初期は不安から、相場よりかなり安い料金設定にしてしまう人もいます。

    しかし、安さだけで集客すると、「サポート量に対して利益が残らない」「忙しいのに売上が増えない」という状態になりやすいです。

    結婚相談所は、思っている以上に時間と労力を使う仕事です。

    面談、LINE返信、お見合い調整、交際相談など、かなり細かい対応があります。

    だからこそ、「安いから選ばれる」ではなく、「この人にサポートしてほしい」と思ってもらえる運営の方が、結果的に長く続きやすくなります。

    結婚相談所は、資格よりも“継続力”と“信頼構築”が大きく結果を左右する仕事です。

    開業直後に完璧を目指す必要はありません。

    むしろ、小さく始めながら改善を繰り返し、“まずは続けること”の方が重要になります。

    まとめ

    結婚相談所を開業するのに、国家資格や特別な免許は必要ありません。

    そのため、「人の役に立つ仕事がしたい」と思えば、誰でも挑戦することができます。

    しかし、資格が不要だからこそ、運営する側の責任は非常に重要です。

    特に結婚相談所では、特定商取引法や個人情報保護など、守らなければいけない法律があります。

    また、会員様の人生に深く関わる仕事だからこそ、「信頼されるか」が何より大切になります。

    結婚相談所は、資格よりも、「相手に寄り添えるか」「信頼関係を築けるか」「継続して行動できるか」こうした人間力が重要な仕事です。

    法律やルールを守りながら、会員様が安心して活動できる、健全な結婚相談所運営を心掛けていきましょう。

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