「いくらがんばって婚活しても年収が低ければ結婚できない」
「婚活市場では年収がイマイチだと見向きもされない」
など、男性の年収に関係して、婚活の厳しさがこのように言われることがあります。
しかし、絶対に「年収300万では結婚できない」「600万だから結婚できる」というわけではありません。
結婚相談所の中で多くのカップルを見てきた経験からすると、年収によって狙うべき相手があり、婚活男性たちがとるべき婚活の戦略は変わります。
何の戦略もなくやみくもにがんばって婚活しても、うまくいかない負のループにはまってしまいます。
このブログでは、年収毎の婚活戦略を詳しく紹介しますので、自分自身の年収にあった戦略をぜひ実践してください。
1.婚活市場で女性が男性に求める年収は?
結婚を視野に入れて婚活している女性は、婚活で出会う男性の年収を知りたがります。
女性たちが男性の年収をどのように考えているかを、まずは知っておく必要があります。
そこで、大手マッチングアプリが実施したアンケート結果を見てみると、女性が男性に希望する年収の条件は「600万円以上」というのが最も多いそうです。
とはいえ、多くの女性たちが実際に年収600万以上の男性を求めて婚活してもうまくいかない現実に直面しているため、「高望みしすぎて可能性を狭めてしまうより、ある程度は条件を緩める方向にシフトチェンジしたほうがいい」と考える傾向も出てきました。
また、女性たちの「結婚後も働き続けたい」「キャリアを高めていきたい」という希望の高まりと、世の中の経済状況が不安定な影響から、男性への希望年収を400万以上という現実的なラインに切り替えていく女性も増加しています。
そういったことも含めると、共働きしながら経済的にも夫婦で支え合っていく結婚生活のイメージが強くなりますので、昔ながらの「家計の大黒柱は絶対男性が担うべき」というパターンも薄れているようです。
そんな女性たちの意識や考え方を理解しつつ、次へ読み進めてみてください。
2.年収なんて関係ない!年収別攻略方法
的外れな相手を追いかけて振り向いてもらえず、うまくいかない婚活を繰り返してしまうのは、男女共にあることです。
男性の場合、自分の年収に合わせた戦略で婚活すれば、うまくいかない婚活に変化がおきる可能性があります。
年収だけで女性に足切りされないために、プロフィールの作り方を含めた年収毎の戦略をご紹介します。
2-1.年収300万円以下
年収300万以下の男性が「結婚したら仕事を辞めたい」もしくは「子供ができたら子育てに専念したい」という専業主婦志望の女性を相手に見据えて婚活しても、結婚後の生活を考えると現実的ではありません。
逆のタイプである「結婚しても働き続けたい」「自分のキャリアを失わずに結婚したい」とイメージしている女性を視野にいれた戦略をとってみましょう。
キャリア志向で自分の年収が高い女性の中には、自分が稼げるために相手の年収を気にしない人もいます。
さらに男性側が、家事や子育てを率先して引き受ける意欲があり、主夫とまではいかなくても女性を支えたい側だとわかれば、女性は一度会ってみようかなという気持ちになります。
最近は、入ってくるお金(年収)よりも出ていくお金(使い方)を重視する女性もいますので、たとえ年収が低かったとしても、貯蓄をしっかり続けていることやお金の使い方が堅実であることがプロフィール上でも伝えられるといいでしょう。
2-2.年収400~600万円
日本の平均年収400万円台という認識から、年収400万円を超えていれば普通であり、可もなく不可もない年収と考えられている傾向もあり、女性に足切りされるかどうかの目安は400万円とも言われています。
30代前後の年齢で400万ほどの平均的な年収で、職場でも有望株だと認められているのなら、将来的に年収が上がることが期待されますし、婚活でも有利な範囲にあてはまります。
この年収にあてはまる婚活男性は、最初にひっかかりがあると即お断りされてしまうので、女性がNGだと感じることは無くしておきましょう。
女性と初めて会う時の第一印象アップを心掛け、身だしなみや清潔感といったマナーをしっかりと身につけて婚活することです。
さらに自分から積極的にアプローチするスタイルがおすすめです。
2-3.年収600~800万円
年収600万円を超える男性たちは、自分から動かずに待っているだけでも女性からアプローチされるでしょう。
しかし、女性からのアプローチが多いように思えても、自分が希望する条件の女性たちから十分にモテているわけではないため、この年収層の男性たちは「もっと他にいい条件の女性がいるんじゃないか」と高望みしがちなのが、あぶないところ。
年収だけで多くの女性に注目されやすいのは確かですが、もし実際に会ったとしても、印象がよくなければ年収に関係無く、次にはつながりません。
アプローチの数に安心しきらず、女性から見たときに印象の良い男性として認めてもらえるよう、身だしなみや言葉遣いを気にかけてくださいね。
プロフィールの文字や数字でまずは相手に認めてもらえたとしても、結婚相手の決め手は相手の人柄であり、二人の相性です。
]年収で第一段階を突破した後は、人柄や内面、お互いの個性や相性の良し悪しが測られる段階がすぐに巡ってきます。
女性から結婚相手の候補として見られた時に、数字や文字も含めた外見だけでなく、内面の部分である人柄や性格がどのように見られるのかを意識して、女性と接するようにしましょう。
女性からアプローチがあるからといって安心せずに、プロフィールも手を抜かず好印象のプロフィールに仕上げておきましょう。
2-4.年収800~1000万円以上の場合
男性の年収が800万円を超えると、自分から積極的に動かなくても、かなりの人数の女性たちからアプローチしてもらえるはずです。
女性からのアプローチが多いと、男性は上から眺めて選ぶような立ち位置に。すると相手を吟味しすぎるあまり、婚活が長引いてタイミングを逃してしまう傾向があるのも、高年収の男性たちです。
女性の目線から見て男性のプロフィールの印象が十分OKであれば、最も重要視されるのが相性やフィーリングです。
お互いに居心地よく感じられるだけでなく、結婚後の生活イメージ、将来的に目指したいライフスタイルの考え方が近くて共通部分が多いと、お互いに現実的な結婚相手だと認めあえる可能性が高まります。
年収が高い男性の場合は、相手の見た目や条件だけにとらわれず、将来設計の共通点を見極めることを大切にしてください。
まとめ
年収別で違う婚活の戦略は、いかがでしたか?
結婚した後の安定した生活、数十年に渡る人生設計を考えたとき、経済的な安心感を結婚に求めたくなるものですが、お金だけを基準にして結婚相手を決めることはできません。
いくら年収が高い男性だとしても、男女がお互いの結婚相手として認めるかどうかは相手の人柄や性格、お互いの相性次第です。
人生の選択肢を増やすためには、収入を上げる努力も必要だとすると、現在の年収はこれから変わる可能性もありますが、今現在で確認できる最新のプロフィールでもありますから無視できませんね。
婚活は、前向きに積極的に行動すれば結果は変わっていきます。今の状況、今の年収を元にした戦略をぜひ試してみてくださいね。