お見合い後に交際へと進展しても、それはまだ「本格的なお付き合い」ではありません。
結婚相談所では仮交際と呼びますが、女性の気持ちは「とりあえずもう一度会ってみようかな?」程度。
つまり、まだ熱い恋愛感情が芽生えているわけではないのです。
そのため、
・どれくらいの頻度で連絡すれば好印象なのか?
・多すぎても嫌われるのでは?少なすぎても冷めてしまうのでは?
と悩む男性は多いはず。
この記事では仲人の立場から、「交際初期における理想の連絡頻度」を詳しく解説します。
これを読めば、迷いなく女性にアプローチできるようになりますよ。
女性は基本的に受け身と知ること
まず理解してほしいのは、恋愛初期における男女の温度差です。
男性は「お見合いで会った瞬間に好きになる」ことも少なくありません。
しかし女性は一度の出会いで強い恋心を抱くことは少なく、相手を知っていく中で徐々に気持ちを育てていきます。
つまり、女性にとって交際初期は「あなたに興味はあるけれど、まだ恋愛対象として確定しているわけではない」段階。
だからこそ、女性側から積極的に連絡をしてくれることは稀です。
ここで男性が受け身になってしまうと、「盛り上がらない関係」と判断され、お断りにつながってしまうリスクがあります。
逆に言えば、少しでも好意があるなら男性から積極的に動くことが成功のカギです。
例
「次の週末、ランチでもどう?」と具体的な提案をする
「今日はありがとう。話せて楽しかったよ」と感謝を伝える
こうした小さな積極性の積み重ねが、女性の気持ちを徐々に動かしていきます。
婚活は「玉砕覚悟」で積極的に!
婚活では「傷つくのが怖いから」と受け身になる男性が多いのが実情です。
しかしその姿勢こそが、交際が進展しない最大の原因。
あなたからデートに誘って断られたとしても、それは単に相性が合わなかっただけ。
落ち込む必要はありません。
むしろ「行動を起こした」ことで、次のご縁につながるチャンスが広がります。
ポイントは「断られても気にしないメンタル」を持つこと。
積極的に行動できる男性は、他のライバルよりも確実に一歩リードできます。
初デートまでの適切な連絡頻度
交際成立後から初デートまでは、LINEやメールでのやり取りが中心となります。
しかし「どのくらいの頻度で送るべきか?」は多くの男性が悩むポイントです。
・女性によって異なる連絡ペース
・毎日やり取りをして距離を縮めたい女性
・毎日は負担だから数日に一度がちょうどいい女性
このように考え方は人それぞれ。
だからこそ重要なのは、相手のテンポに合わせることです。
実践例
相手が1日に何度も返信してくれる → 同じペースでやり取りを続けてOK
相手が1日1通なら → こちらも1通に抑えるのがベター
こうすることで「連絡が少なすぎる」印象も「しつこい」印象も与えずに済みます。
また、女性にとっても無理のない自然な関係を築くことができます。
大切なのは「自分のペース」ではなく「相手のペース」。
これを守るだけで、交際初期のつまずきを防げます。
連絡頻度だけでなく内容も大切
連絡の頻度を意識することも大切ですが、同じくらい重要なのが「連絡の中身」です。
ただ「おはよう」や「おやすみ」と一言だけ送るのでは、会話が広がりにくく、女性に負担を感じさせてしまうこともあります。
理想は、短くてもポジティブで会話がつながる内容です。
例えば次のようなメッセージは効果的です。
今日は仕事で少しバタバタしたけど、週末に会えるのが楽しみです。
この前話してくれた映画、予告編を見てみました。
面白そうですね。
今日のランチで〇〇を食べたんですが、△△さんが好きそうな味だと思いました。
このようなメッセージは「会話を覚えている」「相手に関心を持っている」という安心感を与え、女性からも返信したいと思われやすくなります。
LINEだけでなく電話やオンライン通話も効果的
LINEやメールは便利ですが、文字だけでは気持ちや雰囲気が伝わりにくいという弱点があります。
関係を少し深めたいときには、短い電話やオンライン通話を取り入れるのもおすすめです。
ただし長時間の通話は相手の負担になることがあるため、最初は五分から十分程度の軽い会話にしましょう。
声を聞けることで安心感が生まれ、文字だけのやり取りよりも距離を縮めやすくなります。
通話を提案するときは、相手の都合を必ず確認してください。
例文
少しだけ電話で話しませんか。
忙しかったらまた今度でも大丈夫です。
夜の九時ごろなら落ち着いて話せそうですが、ご都合いかがですか。
このように相手への配慮を一言添えるだけで、思いやりのある男性という印象を持たれやすくなります。
連絡の質とタイミングを意識する
連絡は頻度だけでなく、内容と送る時間帯もとても大切です。
同じ頻度であっても、どんな内容をどのタイミングで送るかによって相手の印象は大きく変わります。
例えば、仕事で忙しい日中に何度もLINEを送ると、相手からは配慮が足りないと感じられてしまうことがあります。
一方で、夜の9時から10時ごろなど落ち着いて返信しやすい時間帯に送ると、相手も安心して返事がしやすくなります。
また、短くても前向きで相手が安心できる言葉を添えることが大切です。
「今日はありがとう」「また会えるのが楽しみです」といったシンプルな一言でも、女性にとっては好印象になります。
反対に、自分のことばかりを長文で送り続けると「重い」と感じられる可能性があります。
質とタイミングを意識するだけで、同じ頻度の連絡でも相手に与える印象は大きく良くなります。
LINE・メールでやってはいけないNG行為
返信がないのに連投する
男性から積極的に連絡をすることは大切ですが、お相手から返事がないのに、自分本位で1日に何度も連絡するのはNG行為です。
連絡は、あくまでもお相手から返事があった場合に続けるようにしましょう。
返事がないのに「おはよう」や「おやすみ」などを立て続けに送ってしまうと、まだ出会ったばかりのお相手からは「怖い」「重い」「負担になる」と思われてしまいます。
交際が始まったばかりの頃は、しつこくメールやLINEを送りすぎないよう注意が必要です。
最悪の場合、交際をお断りされてしまうこともあります。
返信を催促する
既読が付いたのに返事がないと不安になる気持ちは自然ですが、「なんで返事くれないの?」と催促するのは逆効果。
女性の生活や仕事のペースを尊重し、返事が来るまで待ちましょう。
連絡を催促されると「プレッシャーが強い男性」と思われ、距離を置かれる原因になります。
返信が極端に遅すぎる
逆に、こちらからの返信が2〜3日も空いてしまうのも問題です。
女性は「私に興味がないのかな」と不安に感じてしまいます。
理想は 当日中、遅くても翌日には返信。
早すぎても「暇なのかな?」と思われ、遅すぎても「冷たい」と思われるため、バランスが重要です。
まとめ:相手のペースに合わせて積極的に
お見合い後の連絡頻度で大切なのは、相手のリズムに合わせること。
・送りすぎると「重い」
・少なすぎると「冷めている」と思われる
この両方を避けるには、相手のペースを観察して寄り添う姿勢が欠かせません。
さらに、LINEやメールだけで関係を深めるのではなく、実際に会って話す時間を作ることが本当の意味での距離を縮めます。
「次のデートにつなげる」意識を持って動く方が、連絡頻度以上に大切です。
最後に忘れないでほしいのは、交際が始まったからといって女性があなただけを見ているわけではないということ。
他の男性と同時進行で会っている可能性もあります。
だからこそ、積極的にアプローチして「自分が一番」と思ってもらえる存在になることが重要です。
交際OKをもらえた時点で、あなたはすでに女性の「ストライクゾーン」に入っています。
あとは勇気を持って行動するだけです。