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結婚相談所で独立開業!いくら稼げる?費用・収入・成功のポイントを解説
2024.03.12 / 2026.08.18 更新
- 結婚相談所の運営ノウハウ
「結婚相談所って、ぶっちゃけどれくらい稼げるの?」
独立や副業を考える人にとって、まず最初に気になるのはやはり“収入のリアル”だと思います。
どれほどの売上が見込めるのか、この仕事で本当に生活を変えられるのか、そして自分の努力が収入に結びつくのか。
誰しも最初は不安を抱えますし、数字が見えないまま飛び込むのは簡単ではありません。
そこでこのコラムでは、結婚相談所の開業に興味がある方に向けて、収入の仕組みから利益構造、初期費用、成功する人の特徴まで、開業のリアルを詳しく解説していきます。
将来の選択肢を広げたい方にとって、きっとヒントになるはずです。
結婚相談所は本当に儲かる?

結論から言うと、結婚相談所は十分に儲かる可能性があるビジネスです。
ただし、開業しただけで自然に儲かるわけではありません。結婚相談所は、飲食店や小売店のように商品を仕入れたり、大きな店舗を構えたりする必要がありません。
自宅で一人から始めることもできるため、売上に対して経費を抑えやすく、利益を残しやすいビジネスモデルです。さらに、入会金だけでなく、毎月の月会費や成婚時の成婚料など、複数の収益源があります。
特に月会費は会員数が増えるほど積み上がるため、一定数の会員を確保できるようになると、毎月の売上も安定しやすくなります。例えば月会費が1万円なら、会員10人で月10万円、30人なら月30万円、50人なら月50万円です。
ここに新規会員の入会金や成婚料などが加わります。このように見ると、「結婚相談所は儲かりそう」と感じるかもしれません。
しかし、ここで勘違いしてはいけないのが、連盟に加盟して結婚相談所を開業すれば、自動的に会員が集まるわけではないということです。
結婚相談所の収益を大きく左右するのは、結局のところ「集客」です。
どれだけ優れたサポートを用意していても、問い合わせがなければ入会金は発生しません。
会員が増えなければ月会費も積み上がらず、当然ながら成婚料も発生しません。そのため、結婚相談所を開業して儲かる人と儲からない人の差は、「結婚相談所を開業できたか」ではなく、開業後に継続して会員を獲得できる仕組みを作れたかによって生まれます。
ホームページやSEO、SNS、広告、紹介などを活用して安定した集客経路を作り、入会後は満足度の高いサポートを提供する。
成婚者が増えれば実績や口コミが蓄積され、それが新しい問い合わせにつながるという好循環も生まれます。また、売上だけではなく経費を抑えることも重要です。
月商100万円を達成していても、広告費や人件費、家賃などで80万円を使っていれば、残る利益は20万円です。
一方、月商60万円でも自宅で一人運営し、経費を20万円に抑えられれば、利益は40万円残ります。つまり、結婚相談所は「売上を大きくすれば儲かる」のではなく、「会員を増やしながら、経費を適切にコントロールできれば儲かりやすい」ビジネスです。
最初から何百人もの会員を集める必要はありません。まずは10人、30人、50人と少しずつ会員を増やし、月会費という安定収入を積み上げていくことが大切です。
小さく始められ、固定費を抑えながら事業を成長させられる。
この点は、結婚相談所経営の大きな魅力と言えるでしょう。結婚相談所は儲かりやすいビジネスなのか?

結論から言えば、結婚相談所は他の業種と比較して、利益を残しやすいビジネスモデルです。
大きな理由は、在庫を抱える必要がなく、店舗も必須ではないことです。
自宅で一人から始めれば、家賃や人件費といった大きな固定費を抑えることができます。さらに、入会時の売上だけで終わらず、会員が在籍している間は月会費が継続的に発生します。
会員数が10人、30人、50人と増えるにつれて毎月の売上も積み上がるため、安定した収益を作りやすいことも特徴です。成婚時には成婚料という大きな売上も発生します。
入会金や月会費による収益に成婚料が加わることで、一人の会員から複数のタイミングで売上を作れるのが結婚相談所の強みです。また、事業を長く続けるほど、成婚実績や口コミ、紹介などが蓄積されていきます。
開業当初は広告や営業によって自分から会員を獲得する必要がありますが、実績が増えることで紹介から入会につながるケースも生まれます。
広告だけに依存せず集客できるようになれば、さらに利益を残しやすくなります。ただし、開業すれば儲かるわけではない
ここまで見ると、結婚相談所は非常に儲かりやすいビジネスに見えるかもしれません。
しかし、低コストで開業できることと、簡単に儲かることはまったく別の話です。
結婚相談所には在庫や大きな設備が必要ない反面、最も重要になるのが集客です。
どれだけ良いサポートを用意していても、相談所の存在を知ってもらえなければ会員は増えません。
会員がいなければ月会費も成婚料も発生しないため、開業後にどれだけ安定して新規会員を獲得できるかが収益を大きく左右します。さらに、会員数が増えれば、面談や交際相談などのサポート業務も増えていきます。
一人で対応できる人数を超えればスタッフや外注が必要になり、今度は人件費が発生します。つまり、結婚相談所は「開業すれば自然に儲かるビジネス」ではありません。
固定費を抑えながら会員を増やし、売上の増加以上に経費を増やさないことができれば、利益を残しやすいビジネスと考えるのが正しいでしょう。
結婚相談所経営で大切なのは、売上の大きさだけを追いかけることではありません。
小さく始めて固定費を抑え、集客力を高めながら会員数を積み上げていくことが、安定した収益につながります。結婚相談所経営で稼げる人・稼げない人の違い

結婚相談所は、特別な資格や大きな設備がなくても始められるビジネスです。
しかし、同じように開業しても、安定して利益を出せる相談所と、なかなか会員が増えない相談所に分かれます。その違いは、単純な「努力量」だけではありません。
結婚相談所を一つのビジネスとして考え、集客・売上・経費・サポートのバランスを取れているかが大きく影響します。稼げる人は「集客」を最優先に考えている
結婚相談所経営で売上を作るためには、まず会員を増やさなければなりません。
当たり前のように聞こえますが、開業すると料金プランやホームページのデザイン、名刺、サービス内容などに意識が向き、肝心の集客が後回しになってしまうケースがあります。
一方、稼げている相談所は、「毎月何件の問い合わせが必要なのか」「そのために何をするのか」というところから逆算しています。
ホームページ、SEO、SNS、広告、紹介など、自分に合った集客方法を見つけ、継続的に見込み客との接点を作っています。
結婚相談所は会員が増えることで月会費が積み上がり、成婚が増えれば成婚料も発生します。
そのスタート地点となるのが集客です。売上ではなく「利益」を見ている
売上が大きい相談所が、必ずしも儲かっているとは限りません。
例えば、広告を大量に出して会員を増やしても、広告費や人件費がそれ以上に増えてしまえば、手元に残る利益は少なくなります。
稼げる経営者は「月商100万円になった」という数字だけではなく、「そこから最終的にいくら残ったのか」を見ています。
自宅からスタートして固定費を抑える、効果の低い広告を見直す、業務を効率化して必要以上に人件費を増やさないなど、売上と同時に支出も管理しています。
結婚相談所はもともと固定費を抑えやすいビジネスだからこそ、この意識の差が利益に大きく表れます。
会員数だけを追わず、サポートの質を落とさない
会員数が増えれば売上は伸びます。
しかし、増やしすぎて一人ひとりへのサポートが疎かになってしまっては意味がありません。対応が遅くなったり、相談へのフォローが浅くなったりすれば、会員の満足度が低下します。
結果として退会が増え、成婚料や紹介による新規入会も減ってしまう可能性があります。反対に、満足度の高いサポートを続けて成婚者が増えれば、それが実績となり、口コミや紹介による新しい入会にもつながります。
つまり、サポートは単なるサービスではなく、長期的に見れば集客や売上にも影響する重要な経営要素なのです。
稼げない人は「開業すれば会員が来る」と考えてしまう
結婚相談所で最も苦戦しやすいのは、連盟に加盟してホームページを作れば、自然に問い合わせが来ると考えてしまうケースです。
結婚相談所を開業しただけでは、まだ誰にも存在を知られていません。
特に開業初期は実績や口コミも少ないため、自分から情報を発信したり、広告を出したり、人とのつながりを作ったりして認知を広げる必要があります。
「問い合わせが来たら頑張る」のではなく、問い合わせを作るところからが結婚相談所経営です。
結婚相談所で稼げるかどうかを分けるのは、特別な才能ではありません。
会員を集める仕組みを作り、経費を管理し、入会後は満足してもらえるサポートを提供する。
この基本を経営として回し続けられるかどうかが、安定した収益を作る大きな分かれ道になります。結婚相談所の利益率はどれくらい?

結婚相談所の経営を考えるうえで、売上と同じくらい重要なのが「利益率」です。
月商100万円あったとしても、経費が90万円かかっていれば利益は10万円しか残りません。
反対に、月商60万円でも経費が20万円であれば40万円が残ります。そのため、「結婚相談所はいくら売れるのか」だけではなく、売上からどれだけ利益を残せるビジネスなのかを見ることが重要です。
結婚相談所は、運営方法によっては比較的利益を残しやすいビジネスです。
その大きな理由が、在庫を持たず、店舗も必須ではなく、一人から運営できるという特徴にあります。在庫を抱える必要がない
一般的な小売業や飲食業では、商品や食材などを仕入れてから販売します。
そのため、商品が売れなければ在庫として残り、場合によっては廃棄などの損失が発生します。一方、結婚相談所が提供するのは、婚活のサポートや出会いの機会といったサービスです。
商品を仕入れて販売するビジネスではないため、「100万円仕入れて150万円で売る」といった原価が基本的にありません。
もちろん、連盟費やシステム利用料などの経費は発生します。
しかし、会員が増えるたびに商品を仕入れる必要がないことは、結婚相談所の利益構造における大きな強みです。店舗を持たなければ大きな固定費を抑えられる
もう一つの強みが、店舗を持たなくても運営できることです。
飲食店や美容室などの店舗型ビジネスでは、毎月の家賃が大きな固定費になります。
売上が少ない月であっても家賃は支払わなければならないため、一定以上の売上を作り続けなければ利益を残せません。結婚相談所の場合、自宅を事務所として使用し、オンラインやカフェなどで面談を行えば、開業時から店舗を借りる必要はありません。
毎月10万円の家賃がかかる事業と、家賃をほとんどかけずに運営できる事業では、年間で考えると利益に大きな差が生まれます。
結婚相談所は売上を伸ばすだけでなく、こうした固定費を最初から小さくできることが、利益を残しやすい理由の一つです。
一人で運営できる間は人件費も抑えられる
開業当初は、オーナー自身がカウンセラーとして会員をサポートするケースが多いため、スタッフを雇わず一人で運営することも可能です。
人件費は事業を経営するうえで非常に大きな支出です。
売上がまだ少ない段階からスタッフを何人も雇えば、それだけ利益を圧迫します。
一人で運営できる間は人件費を抑えられるため、売上がそれほど大きくなくても利益を残しやすくなります。ただし、会員数が増えてくれば、面談や交際相談、お見合いの調整などの業務量も増えていきます。
一定の規模を超えれば、スタッフの採用や外注も必要になるため、会員数が増えればそのまま利益率も上がり続けるわけではありません。利益率は「どう運営するか」で大きく変わる
では、結婚相談所の利益率は何%なのでしょうか。
これは一概に「○%」とは言えません。
同じ売上100万円の相談所でも、自宅で一人運営し、紹介やSNSを中心に集客している相談所と、店舗を借り、スタッフを雇い、多額の広告費を使っている相談所では、最終的に残る利益がまったく違うからです。
つまり、結婚相談所は「必ず利益率が高いビジネス」なのではなく、利益率を高くしやすい構造を持ったビジネスと考える方が正確です。
特に開業初期は、店舗やスタッフに大きな固定費をかけず、自宅で一人から始めることで利益を残しやすくなります。
そして売上が増えてきたら、「広告費を増やしてさらに会員を獲得するのか」「スタッフを採用して事業を拡大するのか」「一人運営を続けて利益率を重視するのか」を選択できます。
売上だけを追いかけるのではなく、自分がどのくらいの規模の相談所を目指し、最終的にどれだけ利益を残したいのか。この視点を持つことが、結婚相談所経営では非常に重要です。
結婚相談所はどうやって儲かる?収益の仕組み

結婚相談所を開業する前に知っておきたいのが、「どこで売上が発生するのか」という収益の仕組みです。
結婚相談所の主な収益は、入会金、月会費、お見合い料、成婚料から成り立っています。
一度商品を販売して終わるビジネスではなく、会員が入会してから成婚するまで、複数のタイミングで売上が発生するのが大きな特徴です。入会時に発生する「入会金」
最初に売上が発生するのが、新しい会員が活動をスタートするときです。
結婚相談所では、入会金や登録料などの名称で初期費用を設定するのが一般的です。
プロフィール作成や活動開始までの準備、システムへの登録など、入会時に必要となるサポートへの対価として受け取ります。新規入会者を毎月安定して獲得できるようになると、この入会時の売上が相談所経営の一つの柱になります。
毎月積み上がる「月会費」
結婚相談所の経営を安定させるうえで特に重要なのが月会費です。
入会金は新しい会員が入らなければ発生しませんが、月会費は在籍している会員から毎月継続して受け取ることができます。
例えば、月会費が1万円であれば、会員10人で月10万円、50人なら月50万円、100人なら月100万円です。
つまり、会員数が増えるほど毎月の固定的な売上が積み上がっていきます。
結婚相談所がストック型のビジネスと言われる理由の一つが、この月会費にあります。ただし、会員数だけを増やせばいいわけではありません。
退会者が多ければ月会費の売上は安定しないため、新規入会だけでなく、会員が安心して活動を続けられるサポートも経営上重要になります。お見合いのたびに発生する「お見合い料」
料金プランによっては、お見合いが成立した際に「お見合い料」を設定することもできます。
お見合い料を設定すれば、会員の活動量に応じた売上を作ることができます。
一方で、最近では「お見合い料0円」として、月会費に含める料金体系もあります。そのため、お見合い料を取ること自体が重要なのではなく、月会費やその他の料金とのバランスを考えて料金プランを設計することが大切です。
成婚時に大きな売上となる「成婚料」
結婚相談所ならではの収益が成婚料です。
会員の交際が進み、相談所が定める「成婚」の条件を満たして退会するときに受け取る成功報酬です。
月会費とは異なり毎月必ず発生する収益ではありませんが、1件あたりの金額が大きいため、相談所の利益を左右する重要な収益源になります。
また、成婚料は単に売上を作るだけではありません。
成婚者が増えることで実績が蓄積され、その実績をホームページやSNSなどで発信できるようになります。
実績が新しい問い合わせにつながり、さらに会員や成婚者が増えていくという好循環を作れることも、結婚相談所経営の特徴です。「入会・継続・活動・成婚」のそれぞれで売上を作れる
結婚相談所の収益構造をシンプルに考えると、入会時には入会金、活動中には月会費やお見合い料、そして成婚時には成婚料という流れになります。
このように、一人の会員から複数のタイミングで売上が発生することが、結婚相談所のビジネスモデルの特徴です。
さらに、店舗を持たずに自宅で運営することもでき、商品の仕入れや在庫を抱える必要もありません。
そのため、会員数を着実に増やしながら経費を適切に管理できれば、売上だけでなく利益も残しやすいビジネスです。ただし、「売上が大きい=儲かっている」とは限りません。
広告費や連盟・システムの利用料、人件費なども発生するため、本当に重要なのは最終的にどれだけ利益が残るかです。次からは、結婚相談所の利益率や実際にかかる経費について、さらに詳しく見ていきましょう。
結婚相談所の収入と支出のリアル

結婚相談所の収入を考えるときに注意したいのが、「売上=自分の収入」ではないということです。
例えば、月商100万円を達成したとしても、その100万円がすべて手元に残るわけではありません。
結婚相談所を運営するためには、連盟費や広告費、人件費など、さまざまな経費が発生します。そのため、結婚相談所が本当に儲かっているかを見るためには、売上ではなく「最終的にいくら利益が残ったのか」を考えることが重要です。
基本的な考え方は、「売上 − 連盟費 − 広告費 − 人件費 − その他経費 = 利益」です。
連盟費・システム利用料
結婚相談所を運営するうえで基本的に発生するのが、加盟している連盟や会員検索システムなどの利用料です。
結婚相談所では、自社だけで会員を集めてお見合いを組むのではなく、連盟のネットワークを利用して他の相談所に所属する会員との出会いを提供するのが一般的です。
そのため、連盟への月額費用やシステム利用料は、事業を運営するための基本的な固定費として考えておく必要があります。
利益を大きく左右する「広告費」
開業後、特に大きな支出になりやすいのが広告費です。
ホームページを作っただけで自然に問い合わせが増えるとは限りません。
Google広告やSNS広告、SEO、ポータルサイトなどを利用して集客する場合、それぞれに費用が発生します。例えば月商100万円を達成していても、毎月50万円を広告に使っているのであれば、当然ながら利益は大きく減ります。
反対に、紹介や口コミ、SNS、YouTubeなどから安定して問い合わせを獲得できれば、広告費を抑えながら売上を作ることもできます。
結婚相談所の利益率を高めるうえでは、「売上を増やす」ことと同じくらい、「一人の会員を獲得するためにいくら使っているのか」を把握することが重要です。
会員が増えると人件費が発生する
開業当初は、オーナー一人で運営する相談所がほとんどなので、人件費を抑えることができます。
しかし、会員数が増えてくると状況が変わります。
面談、プロフィール作成、交際相談、お見合いの調整、問い合わせ対応など、一人で対応できる業務量には限界があります。
そこでスタッフやカウンセラーを雇ったり、業務の一部を外注したりするようになると、人件費が発生します。
会員が増えれば売上も増えますが、それと同時に運営コストも増えていくため、「会員100人だから儲かる」と単純には判断できません。
規模を拡大する場合は、一人あたりの会員からどれだけ利益が残っているのかまで考える必要があります。
店舗を持つと固定費が一気に増える
結婚相談所は、必ずしも店舗を必要とするビジネスではありません。
自宅を事務所として利用し、面談はオンラインやカフェなどで行えば、家賃という大きな固定費を抑えることができます。
一方、店舗や事務所を借りれば、家賃だけでなく光熱費や管理費なども毎月発生します。
売上が少ない月でも家賃は変わらないため、特に開業初期は大きな負担になりかねません。
そのため、最初から立派な店舗を構えるより、自宅などで小さくスタートし、売上が安定してから必要に応じて事務所を検討する方が、利益を残しやすい経営になります。
その他にも細かな経費が発生する
結婚相談所の経費は、大きなものだけではありません。
ホームページの維持費、通信費、パソコンやスマートフォンなどの機材費、名刺やパンフレットなどの印刷費、対面面談を行う場合の交通費やカフェ代など、細かな支出も積み重なります。
一つひとつは大きな金額ではなくても、年間で考えると無視できない金額になることがあります。
だからこそ、売上だけを見るのではなく、毎月どこにいくら使っているのかを把握しておくことが重要です。
月商100万円より「利益50万円」の方が重要
結婚相談所経営では、「月商100万円」「年商1,000万円」といった売上の大きさに目が行きがちです。
しかし、経営者にとって本当に重要なのは、そこからいくら残るかです。
例えば月商100万円でも経費が70万円なら利益は30万円です。
一方、月商70万円でも経費を20万円に抑えられれば、利益は50万円残ります。この場合、売上が小さい後者の方が、実際には収益性の高い経営ができていることになります。
結婚相談所は、在庫を抱える必要がなく、自宅で一人から始めることもできるため、もともと固定費を抑えやすいビジネスです。
だからこそ、売上だけを追いかけるのではなく、「売上を増やしながら、どれだけ無駄な経費を抑えられるか」を意識することが、安定した収入を作るための重要なポイントになります。
会員数別|結婚相談所の売上・利益シミュレーション

結婚相談所を開業すると、「実際に会員が何人いれば、どれくらいの収入になるのか?」という点が最も気になるところでしょう。
結婚相談所の売上は、単純に会員数だけで決まるわけではありません。
毎月の月会費に加えて、新規入会者からの入会金、成婚した会員からの成婚料などが加わります。ここではイメージしやすいように、月会費1万円、入会金3万円、成婚料20万円という料金設定を想定し、会員数ごとの売上をシミュレーションしてみます。
なお、実際の収入は料金設定や入会者数、成婚数、広告費などによって大きく変わります。
あくまで「このくらいの会員数になると、どの程度の事業規模になるのか」を理解するためのモデルケースとして参考にしてください。会員10人の場合|まずは副業として形になり始める段階
会員10人の場合、月会費だけで月10万円の売上になります。
ここに新規入会や成婚が加われば、月によっては15万円から20万円程度の売上になることもあります。
一方で、新規入会や成婚がない月であれば、基本的には月会費の10万円が売上の中心になります。開業したばかりの相談所にとって、まず目標にしたいのがこの10人です。
まだ本業として生活できる規模ではありませんが、副業として考えれば十分に収益を実感できるようになります。
また、10人程度であれば一人でも余裕を持ってサポートしやすいため、会員対応の経験を積みながら運営方法を固めていく段階とも言えます。ただし、売上10万円がそのまま利益になるわけではありません。
連盟やシステムの利用料、広告費、通信費などを差し引いた金額が実際に残る利益になります。会員30人の場合|副業としてかなり現実的な収入になる
会員30人になると、月会費だけで月30万円になります。
さらに、毎月1~2名程度の新規入会があり、数か月に1件程度の成婚が発生するようになれば、月平均の売上は40万円前後まで伸びる可能性があります。
この規模になってくると、副業としてはかなり大きな収入になります。
例えば本業を続けながら月30万円前後の利益を作れるようになれば、将来的に独立するかどうかを現実的に考えられる段階に入ります。
また、会員30人になると口コミや紹介も少しずつ増え始めます。
開業直後のようにすべての会員を新規集客だけで獲得する必要がなくなり、紹介による入会が増えてくると広告費を抑えながら売上を伸ばせるようになります。結婚相談所経営が「積み上がるビジネス」であることを実感し始めるのも、このあたりの規模からです。
会員50人の場合|本業として成立する可能性が見えてくる
会員50人になれば、月会費だけで月50万円の売上になります。
そこに毎月の新規入会や成婚料が加わるため、安定して集客できている相談所であれば、月商60万円から80万円程度を狙える規模になります。
もちろん、そこから広告費やシステム利用料などの経費を差し引く必要がありますが、自宅を拠点に一人で運営している相談所であれば、大きな家賃や人件費が発生しません。
そのため、固定費を抑えながら運営できれば、本業として生活できる利益を残せる可能性も十分に見えてきます。
一方で、会員50人前後になると、今度は「売上」ではなく「時間」が課題になります。
会員一人ひとりへの面談、交際相談、問い合わせ対応などが増えるため、一人でどこまで対応するのかを考え始める必要があります。
売上を伸ばすだけでなく、業務を効率化することも重要になる段階です。
会員100人の場合|個人事業から経営へ変わり始める
会員100人になると、月会費だけで月100万円になります。
例えば毎月5名の新規入会があれば入会金で15万円、月に2組が成婚すれば成婚料で40万円となり、合計すると月商155万円です。
年間に換算すると、単純計算で1,800万円を超える売上規模になります。
ただし、ここまで会員数が増えると、一人ですべての会員を手厚くサポートすることは現実的に難しくなってきます。
カウンセラーや事務スタッフを採用したり、業務の一部を外注したりする必要が出てくるため、人件費も増えていきます。
つまり、会員100人を超えるあたりから、結婚相談所は「自分一人で稼ぐ仕事」から「人や仕組みを使って経営する事業」へ変化していきます。
売上そのものは大きくなりますが、人件費や広告費も増えるため、「月商155万円=155万円の収入」ではありません。
事業規模が大きくなればなるほど、売上ではなく利益を見ることが重要になります。
売上よりも「最終的にいくら残るか」が重要
結婚相談所の収入を考えるとき、会員数や月商だけを見て判断するのは危険です。
例えば月商100万円の相談所でも、広告費や人件費に80万円使っていれば、利益は20万円しか残りません。
反対に、月商60万円でも、自宅で一人運営し、紹介やSNSを中心に集客して経費を20万円に抑えられていれば、40万円が利益として残ります。
つまり、結婚相談所経営で重要なのは「いくら売ったか」だけではなく、「いくら残ったか」です。
特に開業初期は、いきなり会員100人を目指す必要はありません。
まずは10人、次に30人、そして50人と段階的に会員を増やしながら、自分の相談所に合った集客方法やサポート体制を作っていく方が現実的です。
結婚相談所は会員数が積み上がるほど月会費も積み上がるため、小さく始めても、継続して会員を増やすことができれば、少しずつ安定した収益を作れるビジネスなのです。
結婚相談所は会員何人いれば生活できる?

結婚相談所を本業にしたい方にとって、「何人の会員を集めれば生活できるのか?」は非常に気になるところでしょう。
結論から言えば、必要な会員数は料金設定や広告費、成婚数、生活費などによって変わるため、「○人いれば必ず生活できる」とは言えません。
ただし、一つの目安を作ることはできます。
ここまでと同じように月会費1万円を基準に考えると、会員10人なら月会費10万円、30人なら30万円、50人なら50万円、100人なら100万円です。
実際には、ここへ入会金や成婚料などの売上が加わります。会員10人|まずは副業として収益を作る段階
会員10人の場合、月会費だけなら月10万円です。
ここから連盟費やシステム利用料、広告費などを差し引く必要があるため、この段階で結婚相談所だけの収入で生活するのは現実的ではありません。
しかし、副業として考えると見方は大きく変わります。
本業の収入とは別に結婚相談所から毎月一定の売上があり、さらに新規入会や成婚が発生した月には収入が増えるため、副業としては十分に事業としての手応えを感じられる規模です。
また、会員10人程度であれば、一人ひとりのサポートにも時間を使えます。
開業直後は無理に大きな売上を目指すより、まず10人程度の会員をしっかりサポートしながら、集客や運営の経験を積むことが大切です。会員30人|本業への切り替えが見えてくる段階
会員30人になれば、月会費だけで月30万円になります。
さらに毎月の新規入会による入会金や、数か月に一度でも成婚料が発生すれば、月会費以外の売上も加わります。
このあたりから、「結婚相談所を本業にできるか」を現実的に考えられるようになります。
ただし、月商30万円と利益30万円は同じではありません。
広告費や連盟費などを差し引けば、実際に手元へ残る金額は少なくなります。
そのため、30人集まったからすぐ会社を辞めるのではなく、数か月間の平均利益を確認してから判断した方が安全です。特に重要なのは、会員数だけでなく「毎月新しい会員が入っているか」です。
結婚相談所では成婚や途中退会によって会員が減ります。30人在籍していても新規入会が止まれば、いずれ20人、10人と減っていきます。
本業として安定させるためには、一定の会員数を維持できる集客力が必要です。会員50人|本業として成立しやすくなる段階
会員50人なら、月会費だけで月50万円です。
さらに入会金や成婚料が加わるため、固定費を抑えて運営できていれば、本業として生活できる利益を残せる可能性が高くなってきます。
特に自宅で一人運営している場合は、店舗家賃や大きな人件費が発生しません。
そのため、同じ月商でも店舗やスタッフを抱えている相談所より利益を残しやすくなります。一方で、50人前後になると別の問題も出てきます。
会員が増えるほど、面談、交際相談、お見合いの調整、問い合わせ対応なども増えるため、一人で運営する場合は業務効率を考える必要があります。
つまり、この段階からは「もっと会員を増やす」だけでなく、「一人でどこまで質を落とさずサポートできるか」も重要になってきます。
会員100人|「仕事」から「経営」へ変わる段階
会員100人になれば、月会費だけで月100万円です。
ここに毎月の新規入会や成婚料が加われば、年間売上1,000万円を大きく超える規模も見えてきます。
ただし、100人の会員を一人ですべて手厚くサポートするのは簡単ではありません。
スタッフやカウンセラーを採用したり、一部の業務を外注したりする必要が出てくれば、人件費も増加します。
そのため、100人になると単純に「50人の2倍儲かる」とは限りません。
ここからは自分自身がすべての会員を担当して収入を得る働き方から、スタッフを育成し、業務を仕組み化して相談所全体で利益を出す「経営」へと考え方を変えていく必要があります。
生活できる会員数より「毎月いくら利益が残るか」で考える
「会員何人いれば生活できる?」という疑問に対して、30人や50人といった人数は一つの目安になります。
しかし、本当に見るべきなのは会員数ではありません。
例えば会員50人いても、広告費や人件費を大量に使って利益が月20万円しか残らなければ、それだけで生活するのは難しいでしょう。
反対に、会員30人でも自宅で一人運営し、広告費を抑えながら入会金や成婚料もしっかり得られていれば、十分な利益を残せる可能性があります。そのため、本業へ切り替える基準は「会員○人になったら」ではなく、毎月必要な生活費を上回る利益を継続して残せるようになったかで判断することをおすすめします。
最初から50人、100人を目指す必要はありません。
まずは副業として10人を目指し、次に30人、そして50人へと段階的に増やしていく。
売上だけでなく利益を確認しながら規模を拡大していくことが、結婚相談所を長く続けるための現実的な方法です。開業に必要な初期費用はどれくらい?

結婚相談所を開業する際、「結局、いくら用意しておけばいいの?」と気になる方は多いでしょう。
結論から言えば、結婚相談所は店舗型ビジネスと比較すると、かなり少ない資金で開業できます。
飲食店や美容室などの場合、店舗の契約費用や内装工事、設備などで数百万円以上かかることも珍しくありません。
一方、結婚相談所は大きな設備や在庫を必要とせず、自宅で開業することもできます。ただし、「結婚相談所に加盟する費用」だけを見て開業資金を考えるのはおすすめしません。
実際には、ホームページや広告、パソコンなどにも費用がかかるため、「どこまで自分で用意するのか」「開業直後からどの程度集客に投資するのか」によって必要な資金は大きく変わります。
最低限の費用で開業する場合
できるだけお金をかけずに始めるのであれば、自宅を事務所として使用し、すでに持っているパソコンやスマートフォンを活用する方法があります。
面談もオンラインを基本にすれば、店舗や面談スペースを契約する必要はありません。
さらに、InstagramやX、YouTubeなどのSNSを自分で運用して集客すれば、広告費をほとんどかけずにスタートすることも可能です。
この方法であれば、大きな初期投資をせずに結婚相談所を始められます。
良縁会では初期費用10万円から開業できるプランを用意しているため、すでにパソコンや通信環境が整っている方であれば、開業そのものに何百万円もの資金を用意する必要はありません。
ただし、費用を抑えるほど、自分でやらなければならないことは増えます。
特に集客を広告に頼らない場合は、SNSやブログなどで継続的に情報を発信する必要があります。「お金をかけない=簡単に開業できる」ではなく、費用を抑える代わりに、自分の時間や労力を使うという考え方が必要です。
ホームページや集客にも投資する場合
本格的に集客していくのであれば、開業費用とは別にホームページや広告へ投資することも考えておきましょう。
特に結婚相談所は、開業しただけでは会員が集まりません。
ホームページを制作し、Google広告やSNS広告などを利用すれば、開業直後から見込み客に相談所を知ってもらいやすくなります。
例えば、ホームページ制作に数十万円、さらに広告費として月数万円から数十万円を使うのであれば、最低限で開業する場合よりも必要な資金は当然大きくなります。
一方で、集客の仕組みを早い段階から作ることができれば、問い合わせや入会につながるスピードも変わってきます。
そのため、「開業費をいくらまで安くできるか」だけではなく、開業後に会員を獲得するための資金まで含めて考えることが重要です。
店舗を借りる場合は必要資金が大きく変わる
初期費用が大きく変わるポイントが、店舗を持つかどうかです。
自宅で開業すれば新たな家賃は発生しませんが、事務所や店舗を借りる場合は、敷金や礼金、保証金、家具、看板などの費用が必要になる場合があります。
さらに、開業後も毎月家賃を支払い続けなければなりません。結婚相談所はオンライン面談やカフェでの面談でも運営できるため、開業時から必ず店舗を持つ必要はありません。
特別な理由がなければ、まずは自宅で小さく始め、会員数や売上が増えてから事務所を検討する方が、経営上のリスクを抑えやすいでしょう。
開業資金とは別に「運転資金」も用意しておく
もう一つ忘れてはいけないのが、開業した後のお金です。
結婚相談所は、開業した翌月からすぐに多くの会員が集まるとは限りません。
しかし、会員が少ない期間でも連盟費やシステム利用料、通信費、広告費などは発生します。そのため、開業時に必要な金額だけを用意するのではなく、売上が安定するまで事業を続けられる運転資金も確保しておくことをおすすめします。
例えば、「開業に30万円かかったから30万円あれば十分」と考えるのではなく、その後数か月間の固定費や集客費まで含めて資金計画を立てておくということです。
結婚相談所は比較的少ない資金で始められるビジネスだからこそ、最初から大きなお金を使う必要はありません。
まずは固定費を抑えて小さく始め、集客には必要な資金を使う。
このバランスを意識することが、開業後に資金不足で苦しまないためのポイントです。
一人で運営できる会員数には限界がある

結婚相談所は、一人でも開業・運営できるビジネスです。
人件費をかけずに自分で会員をサポートすれば、固定費を抑えられるため、売上に対して利益を残しやすくなります。
しかし、会員数を増やせば増やすほど、一人運営の方が儲かるとは限りません。
会員が10人、20人程度であれば、一人ひとりとじっくり向き合うことも難しくないでしょう。
しかし、30人、50人と増えていけば、当然ながら会員対応に必要な時間も増えていきます。結婚相談所の仕事は、単に会員検索システムを提供するだけではありません。
入会面談やプロフィール作成、お見合いの調整、交際中の相談、定期的なフォローなど、会員が活動している間にはさまざまな対応が発生します。
さらに、新規会員を増やすためには、問い合わせ対応や入会面談、SNSやブログなどの集客活動も続けなければなりません。会員対応だけで一日が終わるようになれば、新規集客に使える時間が減ります。
その結果、「会員は多いのに、新しい問い合わせが減っている」という状態になることもあります。会員数ではなくサポート量で限界は変わる
では、一人で何人まで担当できるのでしょうか。
これは一概に「○人まで」と決めることはできません。
例えば、月に一度しっかり面談を行い、LINEで細かく相談に対応する相談所と、必要なときだけ相談を受ける相談所では、一人のカウンセラーが担当できる人数は大きく変わります。
オンライン面談を中心にするのか、対面面談を多くするのかによっても必要な時間は違います。
そのため、「一人で50人まで」といった人数だけで判断するのではなく、自社のサポート内容で、一人あたり何時間必要なのかを把握することが重要です。
サポートの質を落としてまで会員を増やさない
利益を増やすために会員数を増やした結果、サポートの質が落ちてしまっては本末転倒です。
返信が遅くなったり、相談する時間が十分に取れなくなったりすれば、会員の満足度は低下します。
成婚につながりにくくなるだけでなく、口コミや紹介にも影響する可能性があります。特に結婚相談所は、成婚実績や口コミ、紹介が次の集客につながるビジネスです。
目先の売上を増やすために会員を抱えすぎることが、長期的には売上を下げる原因になることもあります。
限界が見えてきたら「経営」に切り替える
一人で対応できないほど会員が増えてきたら、無理に一人運営を続ける必要はありません。
カウンセラーを採用したり、一部の業務を外注したりして、自分以外の人でも会員をサポートできる体制を作っていきます。
当然、人を増やせば人件費が発生するため、一時的に利益率が下がる可能性はあります。
しかし、一人で担当できる人数には限界がある以上、事業をさらに大きくするためには必要な投資でもあります。ここが、結婚相談所を「自分一人で稼ぐ仕事」から「組織で利益を生み出す経営」へ変えるタイミングです。
一人運営で高い利益率を維持するのか、スタッフを増やして売上規模を拡大するのか。
どちらが正解というわけではありません。大切なのは、自分がどの規模の結婚相談所を目指すのかを決め、会員数だけを追いかけないことです。
まとめ あなたの経験と行動力が、そのまま“価値”になる仕事です
結婚相談所の開業は、特別な資格や大きな資金がなくても始められるうえ、月会費という安定収入と成婚料という成功報酬の両方が得られる、再現性の高いビジネスです。
これまでの人生経験やコミュニケーション力がそのまま強みになるため、年齢に関係なく挑戦でき、努力した分だけ成果が返ってきます。
もちろん、集客や会員フォローなどの地道な積み重ねは必要ですが、続けた人ほど安定した収益が生まれ、紹介や口コミによってさらに成長しやすくなります。
「誰かの幸せを支えながら、自分の収入もつくっていきたい」という想いがあるなら、結婚相談所の開業はその願いを形にできる選択肢です。
小さな一歩からでも、未来は大きく変わります。
まずは気になるところから踏み出してみてください。
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