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  • 結婚相談所開業に開業届は必要?個人事業主で始めるメリット・デメリットを解説

    2016.04.18 / 2026.06.23 更新

    • 結婚相談所の運営ノウハウ

    「結婚相談所を始めてみたい」「副業で事業を立ち上げたい」、そんな時に必ず耳にするのが「個人事業主」と「開業届」という言葉です。

    でも実際のところ、

    ・開業届を出さないと個人事業主になれないの?
    ・出したらどんなメリット・デメリットがあるの?
    ・副業レベルでも出さなければならないの?

    こうした疑問を抱えている方はとても多いのではないでしょうか。

    実は、開業届は“必ずしも今すぐ提出しなければならないもの”ではありません。

    提出しなくても罰則はなく、副業や小規模な収入で活動している人の多くは、あえて出していないケースもあります。

    一方で、青色申告の節税メリットを受けたい人や、銀行融資や補助金を考えている人にとっては、開業届は「信用を得るための第一歩」ともいえる重要な書類です。

    この記事では、個人事業主とは何か、開業届を提出するメリット・デメリット、出すべき人と出さなくてもよい人の違いまで、実際の事例を交えながら分かりやすく解説します。

    結婚相談所を開業したい方はもちろん、フリーランスや副業での起業を考えている方にも役立つ内容になっています。あなたが今「開業届を出すべきかどうか」を判断する材料になるはずです。

    個人事業主とは

    個人事業主とは、株式会社や合同会社などの法人を設立せず、個人として事業を行う人のことです。

    一般的には、自営業者やフリーランスと呼ばれることもあります。

    たとえば、ライター、デザイナー、整体師、飲食店オーナー、そして結婚相談所を個人で運営する人も個人事業主に該当します。

    結婚相談所の開業を考える場合、最初から法人を設立する必要はありません。

    むしろ開業初期は、個人事業主として小さく始める方が現実的です。

    法人を設立するには登記費用や税理士費用などがかかりますし、会計や社会保険の手続きも複雑になります。

    一方、個人事業主であれば、初期費用を抑えながら事業を始めることができます。

    特に結婚相談所は、在庫を抱えるビジネスではありません。

    事務所を借りずに、自宅やオンライン面談を活用して始めることもできます。

    そのため、まずは個人事業主として開業し、会員数や売上が増えてきた段階で法人化を検討する流れが一般的です。

    ここで誤解されやすいのが、「開業届を出さないと個人事業主になれないのか」という点です。

    実際には、開業届を提出していなくても、継続的に事業として収入を得ていれば個人事業主として扱われます。

    開業届を出していないから事業ではない、税金を払わなくてよい、というわけではありません。

    つまり、個人事業主とは「開業届を出した人」ではなく、「個人で継続的に事業を行っている人」と考えると分かりやすいでしょう。

    開業届とは

    開業届とは、正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」と呼ばれる書類です。

    これは、個人として事業を始めたことを税務署に知らせるための書類です。

    簡単に言えば、「これから個人事業主として事業を始めます」と届け出るためのものです。

    開業届は、国税庁のホームページからダウンロードできますし、税務署でも用紙を受け取ることができます。

    最近では、オンラインで提出する方法もあり、以前よりも手続きのハードルは下がっています。

    制度上、開業届は事業開始から一定期間内に提出することになっています。

    ただし、提出しなかったからといって罰則があるわけではありません。

    そのため、副業や小規模な活動から始める人の中には、開業届を出さずに活動している人もいます。

    しかし、結婚相談所を事業として本格的に運営していきたいのであれば、開業届は出しておいた方がよいでしょう。

    理由は、開業届を出すことで事業者としての形が整うからです。

    屋号を使えるようになったり、屋号付きの銀行口座を作りやすくなったり、青色申告を選択するための準備ができたりします。

    結婚相談所は、信頼がとても重要なビジネスです。

    会員様からすれば、「この人は本当に事業としてきちんと運営しているのか」という安心感は大切です。

    開業届を出しているから必ず信頼されるわけではありませんが、事業者として正式に活動する一歩にはなります。

    開業届を提出するタイミング

    開業届は、原則として事業を開始してから1ヶ月以内に提出することになっています。

    ただし、期限を過ぎたからといって罰則があるわけではありません。開業してから時間が経っていても、後から提出することは可能です。

    そのため、副業として結婚相談所を始める場合や、まだ売上が発生していない段階では、急いで提出しなくてもよいケースもあります。

    たとえば、連盟に加盟したばかりで、まだ会員募集も本格的に始めていない段階であれば、まずはホームページ、名刺、パンフレット、Googleマップ登録、集客導線などを整える方が先かもしれません。

    一方で、実際に会員募集を始める、売上が発生する、屋号付き口座を作りたい、青色申告を使いたい、補助金や融資を検討しているという段階であれば、早めに開業届を提出した方がよいでしょう。

    特に注意したいのが、青色申告です。

    青色申告を利用するには、開業届とは別に「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

    青色申告を選択すると、一定の条件を満たすことで青色申告特別控除を受けられたり、赤字を翌年以降に繰り越せたりするなど、税制面でのメリットがあります。

    ただし、青色申告承認申請書には提出期限があります。

    開業届は後からでも出せますが、青色申告の申請が遅れると、その年は青色申告を使えない可能性があります。

    そのため、結婚相談所を本格的に事業として育てたい方は、開業届と青色申告承認申請書をセットで考えるのがおすすめです。

    開業届を出すタイミングに迷った場合は、「まだお試しなのか」「事業として本格的に始めるのか」で考えると判断しやすくなります。

    副業として様子を見る段階なら焦る必要はありません。

    しかし、会員を募集し、料金を受け取り、継続的に運営していくつもりなら、早めに提出して事業者としての形を整えておく方が安心です。

    個人事業主としてのメリット・デメリット

    個人事業主のメリット

    ・初期費用がほとんどかからず、すぐに始められる
    法人を設立する場合、登録免許税や定款の認証料など、最低でも数十万円の費用が必要になります。

    それに比べて個人事業主は、開業届を出すだけで基本的に費用ゼロでスタートできます。

    たとえば結婚相談所を始める場合も、相談所システムや広告費さえ用意できれば、事業自体はすぐにスタート可能です。

    これは「リスクを抑えて挑戦できる」という大きなメリットです。 

    ・売上が少ないうちは税務負担が軽い
    個人事業主は、利益が少額なうちは所得税や住民税も比較的少なく済みます。

    法人税は赤字でも一定の税金がかかりますが、個人事業主なら利益が少なければその分税額も少なくなるため、起業初期の負担が軽く済むのです。 

    ・自由度が高く、自分の裁量で動ける
    法人化すると役員会や株主総会など、形式的な手続きや制約が増えますが、個人事業主はすべて自分の判断で進められます。

    「このサービスを始めてみよう」「広告のやり方を変えてみよう」といった試行錯誤も気軽にできるため、事業の柔軟性が非常に高いといえます。 

    ・廃業が簡単
    事業を辞める際も法人のように解散・清算手続きを踏む必要がなく、税務署に「廃業届」を提出するだけで済みます。

    たとえば「副業でやってみたけれど合わなかった」という場合でも、大きなコストや労力をかけずに撤退できるのは安心材料です。

    個人事業主のデメリット

    ・社会的信用が法人に比べて低い
    取引先や金融機関から見ると、法人に比べて「継続性や信頼性が劣る」と判断されやすいのが現実です。

    特に融資を受ける場合、法人に比べて審査が厳しくなったり、借入可能額が少なかったりすることがあります。

    結婚相談所のように信用が大切な業種では、将来的に法人化を検討する人が多いのはこのためです。 

    ・一定以上の利益が出ると税負担が重くなる
    個人事業主は「累進課税」といって、所得が増えるほど税率が高くなります。

    たとえば年間利益が数百万円程度なら問題ありませんが、1,000万円を超えるようになると、法人税の方が安く済むケースが出てきます。

    つまり、規模が大きくなるほど税制面では法人に軍配が上がるのです。 

    ・社会保険の面で不利
    法人経営者は「社会保険(健康保険・厚生年金)」に加入できますが、個人事業主は「国民健康保険」と「国民年金」が基本です。

    国民年金は将来の受給額が低いため、老後の保障面では不利になります。

    このため、個人事業主は任意で「国民年金基金」や「小規模企業共済」などを活用して備える必要があります。 

    ・事業とプライベートが混ざりやすい
    個人事業主は、事業と私生活のお金が混同しやすいのがデメリットです。

    売上や経費の管理をきちんと分けないと、「どこまでが事業経費なのか」が曖昧になり、確定申告の際に困ることがあります。

    特に結婚相談所を自宅で運営する場合、家賃や光熱費の按分をどの程度認めてもらえるかなど、税務処理に気を遣う必要があります。 

    ・全責任を個人で負うことになる
    法人の場合は会社が債務を負いますが、個人事業主はすべて個人の責任です。

    万が一、大きな借入やトラブルが発生した場合、事業資金だけでなく自分の私有財産も影響を受ける可能性があります。

    リスクが大きくなるビジネスを考える場合は、この点が大きな不安要素になります。

     このように、個人事業主は「低コスト・低リスクで気軽に始められる」という強みがある一方で、「信用・税制・社会保障」の面では法人に劣る部分があります。

    最初はメリットを活かして小さく始め、事業が軌道に乗ったら法人化を検討するのが一般的な流れといえるでしょう。

    結婚相談所と開業届の関係

    未提出でも活動はできるが…

    実際のところ、開業届を出さなくても結婚相談所を運営することは可能です。

    加盟団体に登録したり、会員を募集したりすることもできます。

    事実、開業初期には未提出のまま活動している相談所も少なくありません。

    ただし、未提出のままでは青色申告ができず、節税メリットを受けられない点や、補助金・助成金の申請ができない点がデメリットとなります。

    また、会員や取引先からの信用を得にくいという弱点もあります。 

    法人化を視野に入れるなら早めの提出を

    結婚相談所は、信頼性や安心感がとても重視される業種です。

    そのため、将来的に法人化を考えている人や、会員募集を本格的に行いたい人は、早めに開業届を提出しておく方が良いでしょう。

    開業届を出すことで「きちんと事業者として活動している」という証明になり、集客や取引でもプラスに働きます。

    実際に多くの先輩仲人も「最初は副業感覚で始めたが、事業が軌道に乗ったタイミングで開業届を出した」と話しています。

    小規模から始める場合でも、事業を育てていきたいなら、開業届は避けて通れないステップといえるでしょう。

    開業届を提出するデメリット

    開業届には多くのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。

    ただし、実際には「致命的なデメリット」というよりも、「事業者としての責任が発生する」という意味合いが強いものです。

    これから結婚相談所を開業しようと考えている方は、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで判断するようにしましょう。

    事務作業が増える

    開業届を提出すると、自分自身を「事業者」として管理する必要が出てきます。

    これまで会社員として働いていた方の中には、経理や税務の経験がない人も多いでしょう。

    売上の管理や経費の記録、領収書の保管など、これまで意識していなかった作業が増えるため、人によっては負担に感じるかもしれません。

    特に結婚相談所は、自宅で開業する人も多く、広告費や通信費、パソコン代など、事業経費として計上できるものが数多くあります。

    しかし、それらを適切に管理するためには帳簿付けが必要です。

    もちろん最近では会計ソフトも進化しており、銀行口座やクレジットカードと連携するだけで自動的に記帳してくれるサービスもあります。

    昔に比べれば負担は大幅に減っていますが、「事業を行う以上は最低限の経理知識が必要になる」という点は理解しておきましょう。

    確定申告が必要になる

    開業届を提出したからといって税金が増えるわけではありませんが、確定申告に対する意識は高まります。

    事業を行っている以上、本来は開業届の有無に関係なく確定申告が必要になるケースがあります。

    ただ、開業届を提出すると「きちんと事業として運営していこう」という意識になるため、毎年の申告作業を面倒に感じる人もいるでしょう。

    特に副業で結婚相談所を始めたばかりの頃は、利益が数万円程度しか出ていないにも関わらず、帳簿管理や申告準備をしなければならないことに負担を感じる人もいます。

    しかし見方を変えれば、確定申告をすることで経費計上や青色申告による節税メリットを受けられます。

    事務作業は増えますが、その分だけお金を守る知識も身につくため、長期的にはプラスになることが多いでしょう。

    失業保険への影響がある

    意外と知られていないのが、失業保険との関係です。

    会社を退職した後、失業保険を受給しながら転職活動を考えている人もいるでしょう。

    しかし、開業届を提出すると「すでに事業を始めている」と判断される可能性があります。

    その結果、失業保険の受給に影響が出るケースがあります。

    例えば会社員を辞めて結婚相談所を開業しようと考えている場合、退職後すぐに開業届を提出してしまうと、失業保険を受け取れなくなる可能性があります。

    そのため、退職予定の方は開業届を提出するタイミングを慎重に考える必要があります。

    結婚相談所開業に限らず、副業から独立する場合は特に注意したいポイントです。

    開業届は出さなくてもいいのか?

    ここまで読むと、「だったら開業届は出さなくてもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。

    結論から言うと、開業届を提出しなくても事業を行うことは可能です。

    また、提出しなかったからといって罰則を受けることもありません。

    実際に副業レベルで活動している人の中には、開業届を出していない人も少なくありません。

    ただし、「出さなくてもいい」と「出さない方がいい」はまったく別の話です。

    将来的に事業を大きくしたいのであれば、開業届は早めに提出した方が有利になるケースがほとんどです。

    出さなくても問題ないケース

    例えば、副業として始めたばかりで売上がほとんど発生していない場合や、趣味の延長線上で活動している場合は、急いで提出する必要はありません。

    結婚相談所でも、まずは知人の紹介だけで活動してみたいという段階であれば、事業として継続できるかを見極めてから提出してもよいでしょう。

    また、「本当に続けられるか分からない」という段階であれば、まずは小さく始めてみるという考え方もあります。

    出した方がいいケース

    一方で、将来的に独立を考えている人や、本格的に会員を集めたい人は開業届を提出しておいた方がよいでしょう。

    青色申告による節税メリットを受けられるだけでなく、屋号付き口座の開設や補助金申請、融資などにも活用できます。

    結婚相談所は信用が重要なビジネスです。

    会員様から見ても、「きちんと事業として運営している相談所」と感じてもらいやすくなります。

    また、将来的に法人化を考えている人にとっても、開業届は事業の第一歩になります。

    本当に注意すべきこと

    最も注意したいのは、「開業届を出していないから税金を払わなくていい」と勘違いすることです。

    開業届の提出有無と納税義務は別の話です。

    たとえ開業届を提出していなくても、一定以上の所得があれば確定申告を行い、税金を納める必要があります。

    つまり、開業届を出していないから税務署に知られないということではありません。

    開業届はあくまで事業開始の届出であり、税金の支払い義務とは別に考える必要があります。

    結論として、結婚相談所を本気で育てていきたいのであれば、開業届は早めに提出することをおすすめします。

    副業で小さく始める段階では必須ではありませんが、事業として継続していく覚悟が決まったタイミングで提出するのが理想的です。

    開業届を出すべき人・出さなくてもいい人

    開業届は、事業を始めるなら提出しておいた方がよい書類です。

    しかし、すべての人が今すぐ提出しなければならないわけではありません。

    特に副業やお試し段階で結婚相談所を始める場合は、事業の本気度や売上の状況によって判断してもよいでしょう。

    大切なのは、「なんとなく不安だから出さない」「面倒だから後回しにする」のではなく、自分の事業状況に合わせて判断することです。

    開業届を出した方がいい人

    結婚相談所を本業として運営していくつもりなら、開業届は早めに提出しておいた方がよいでしょう。

    本格的に会員募集を行い、入会金や月会費などの売上が発生するのであれば、事業者としての形を整えておくことが大切です。

    また、青色申告を利用したい人も開業届を出しておくべきです。

    青色申告を活用すれば、条件を満たすことで節税メリットを受けられる可能性があります。

    経費管理もしやすくなるため、事業として継続していくなら早めに準備しておく方が安心です。

    さらに、補助金や融資を検討している人にとっても、開業届は重要です。

    ホームページ制作費、広告費、チラシ作成費など、開業初期には意外と費用がかかります。

    補助金や融資を活用したい場合、事業者として活動している証明が求められることもあるため、開業届を提出しておくことで選択肢が広がります。

    将来的に法人化を目指す人も、まずは個人事業主として開業届を出し、事業実績を積み上げていく流れが自然です。

    まだ出さなくてもいい人

    一方で、まだ事業として継続できるか分からない段階であれば、急いで開業届を出さなくてもよいケースがあります。

    例えば、結婚相談所に興味はあるけれど、まずは副業として小さく始めたいという場合です。

    まだ会員がいない、売上も発生していない、活動も準備段階という状態であれば、開業届より先に、ホームページや名刺、パンフレット、集客導線などを整える方が優先になることもあります。

    また、副業で月数万円程度の利益しかなく、今後も本業にする予定がない場合も、すぐに提出する必要性は高くないでしょう。

    ただし、開業届を出していないからといって、税金を申告しなくてよいわけではありません。

    所得が発生している場合は、開業届の有無に関係なく確定申告が必要になることがあります。

    つまり、「出さなくてもいい」というのは、あくまで開業届の提出タイミングの話であり、税務上の申告義務がなくなるという意味ではありません。

    迷ったらこう考える

    開業届を出すべきか迷った場合は、「会員がいるか」「売上が発生しているか」で判断すると分かりやすいです。

    結婚相談所の場合、実際に会員様が入会し、入会金や月会費などの収益が発生しているなら、開業届は出しておいた方がよいでしょう。

    その段階では、単なる準備やお試しではなく、すでに事業として動き始めているからです。

    反対に、まだ連盟に加盟しただけ、ホームページを準備しているだけ、知人に軽く声をかけているだけという段階であれば、急いで提出しなくても問題ないケースがあります。

    ただし、将来的に結婚相談所を本格的に育てたいなら、いつまでも未提出のままにするのはおすすめしません。

    開業届は、事業者としてのスタートラインを明確にするものです。

    迷った時は、「売上が立ったら出す」「会員が入ったら出す」「青色申告を使いたいなら早めに出す」と考えると判断しやすいでしょう。

    個人事業主と法人の比較

    個人事業主として活動するか、法人(株式会社や合同会社)を設立するかは、多くの人が悩むポイントです。

    特に結婚相談所のように「信用」が大切な業種では、どの形態が自分に合っているのかを判断することが重要です。

    項目個人事業主法人(株式会社・合同会社など)
    設立費用ほぼゼロ(開業届を出すだけ)株式会社:約20〜30万円/合同会社:約6〜10万円
    設立手続き開業届を税務署へ提出すればOK定款作成・登記・登録免許税など手続きが複雑
    税制所得税(累進課税)で、所得が高いほど税率UP法人税(概ね一定税率)。高所得になるほど有利な場合あり
    社会保険国民健康保険+国民年金(将来の受給額は低め)社会保険・厚生年金に加入でき、保障が手厚い
    社会的信用法人より低い(融資・契約で不利になる場合あり)高い。取引先・顧客に安心感を与えやすい
    責任範囲無限責任(債務は個人に及ぶ)有限責任(基本は会社財産の範囲で責任)
    廃業・解散簡単(廃業届の提出で完了)複雑(解散・清算の登記などが必要)

    個人事業主の方が向いている人

    ・低コストで気軽に始めたい

    ・副業や小規模からスタートしたい

    ・将来続けるかまだ分からない

    法人の方が向いている人

    ・収益が大きくなり、節税を意識したい

    ・社会的信用を重視したい(特に結婚相談所は信頼性が重要)

    ・融資や助成金を積極的に利用したい

    ・社会保険や年金の厚みを確保したい

    まとめると、最初は個人事業主としてリスクを抑えてスタートし、収益や会員数が増えてきた段階で法人化を検討するのが一般的な流れです。

    特に結婚相談所のように「安心感」が重要なビジネスでは、事業が軌道に乗ったら法人化を視野に入れると良いでしょう。

     

    まとめ

    個人事業主は、法人のような高額な設立費用や複雑な手続きを必要とせず、低コストで始められるのが大きな魅力です。

    そのため、結婚相談所を開業する多くの方も、まずは個人事業主としてスタートしています。

    開業届には提出義務がありますが、提出しなくても罰則はありません。

    ただし、青色申告による節税や補助金の活用、事業としての信用を考えるのであれば、早めに提出しておく方が有利です。

    一方で、副業やお試し段階でまだ売上がほとんどない場合は、無理に急ぐ必要はありません。

    大切なのは、「自分がこの事業を本気で育てていくのか」を基準に判断することです。

    結婚相談所に会員が集まり、売上が発生し始めたら、それは立派な事業です。

    そのタイミングで開業届を提出し、個人事業主として正式にスタートを切るとよいでしょう。

    最初から完璧を目指す必要はありません。

    まずは小さく始め、事業の成長に合わせて開業届や法人化を検討していくことが成功への近道です。

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