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結婚相談所の開業を比較|主要連盟4社の違いと集客の厳しい現実
2014.05.28 / 2026.09.10 更新
- 結婚相談所の運営ノウハウ

結婚相談所を開業するために連盟を調べていると、費用、会員数、サポート内容など、さまざまな違いが見つかります。
しかし、どの連盟も自社の強みを中心に紹介しているため、「結局どこを選べばよいのか分からない」と感じる人も少なくありません。この記事では、主要な結婚相談所連盟を同じ基準で比較します。
ただし、最初に知っておいてほしいのは、条件の良い連盟に加盟しても、簡単に成功できるわけではないということです。結婚相談所は比較的簡単に開業できますが、会員を集めて軌道に乗せるのは非常に難しいビジネスです。
「開業後も本部が簡単に集客してくれる」という期待だけで加盟すると、思うように売上が作れず、後悔する可能性があります。なお、この記事は結婚相談所連盟である良縁会が運営しています。
良縁会への加盟を勧めるだけではなく、各連盟の強みや注意点、良縁会が向いていない人まで含めて比較します。結婚相談所の開業方法を比較

結婚相談所を開業する方法は、大きく分けて「結婚相談所連盟に加盟する」「フランチャイズに加盟する」「どこにも加盟せず自力で運営する」の3つです。
どの方法でも結婚相談所を始めることはできますが、利用できる仕組みや運営の自由度、必要な費用、個人情報を管理する責任は異なります。
それぞれの違いを理解し、自分に合った開業方法を選ぶことが大切です。結婚相談所連盟に加盟して開業する
現在、個人が結婚相談所を開業する場合、一般的なのが結婚相談所連盟へ加盟する方法です。
結婚相談所連盟とは、加盟相談所が会員データベースを共有し、相談所同士でお見合いを組める仕組みを提供する事業者です。
連盟に登録されている会員の中から相手を探せるため、個人で開業した相談所でも、自社会員だけに限定せず、多くの候補者を紹介できます。連盟によっては、会員検索やお見合いの日程調整、交際状況の管理などをシステム上で行えます。
開業前の研修、契約書類のひな型、運営中の相談窓口などが用意されている場合もあり、婚活業界の経験がない人でも必要な知識を学びながら開業できます。ただし、連盟は自分の相談所へ入会者を集めてくれる仕組みではありません。
連盟の会員数が多くても、その会員は入会後に紹介できる相手です。
自分の相談所を知ってもらい、新規会員を獲得するための集客は、基本的に各相談所が行います。フランチャイズに加盟して開業する
フランチャイズでは、本部が作った屋号やブランド、料金体系、運営方法などを利用して結婚相談所を開業します。
すでに形になっているサービスを利用できるため、相談所のコンセプトや料金を一から考える負担を減らせます。結婚相談所のフランチャイズ本部は、中規模の結婚相談所や複数店舗を運営してきた事業者が展開していることもあります。
また、フランチャイズ本部自体がいずれかの結婚相談所連盟へ加盟し、その会員データベースを利用しているケースも多く見られます。つまり、フランチャイズへ加盟すれば、連盟が不要になるとは限りません。
フランチャイズの加盟費やロイヤリティとは別に、連盟や会員検索システムに関する費用が含まれている場合もあるため、契約前に料金の内訳を確認する必要があります。ブランドや運営方法を利用できる点はメリットですが、料金やサービス内容、営業地域などにルールが設けられている場合があります。
「集客もすべて本部に任せられる」と思い込まず、実際にどこまで支援してもらえるのか、自分で何をしなければならないのかを確認することが重要です。どこにも加盟せず自力で開業する
結婚相談所は、必ず連盟やフランチャイズに加盟しなければ開業できないわけではありません。
従来の仲人のように、地域の仲人同士の集まりへ参加し、会員の身上書を交換しながらお見合いを組む方法もあります。ただし、連盟の立場から言えば、この方法での開業には強く反対します。
相談所が取り扱う身上書には、氏名、住所、年齢、職業、年収、学歴、家族構成など、重要な個人情報が数多く含まれるからです。身上書を紙で配布した場合、誰が閲覧したのか、どこで保管されているのか、不要になった後に適切に廃棄されたのかを管理する必要があります。
紛失やコピー、目的外利用が起きても追跡できなければ、会員からの信頼を大きく損ないます。個人データを第三者へ提供する際は、原則として本人の同意が必要です。
また、情報の漏えいや紛失を防ぐための安全管理も求められます。
本人から適切な同意を得ずに身上書を渡したり、ずさんな方法で情報を管理したりすれば、個人情報保護法上の問題につながる可能性があります。
個人情報保護委員会もちろん、連盟を利用しない運営方法そのものが、直ちに法律違反になるわけではありません。
本人の同意を得たうえで、利用目的、提供先、保管方法、廃棄方法などを明確にし、適切に管理できる体制があれば運営は可能です。しかし、個人が一から安全な管理体制や相談所間のルールを整えるのは簡単ではありません。
会員の個人情報を安全に管理し、安定してお見合いを組むことを考えると、未経験者は管理体制が整った連盟へ加盟して開業するほうが現実的です。結婚相談所を開業するなら連盟への加盟がおすすめ

結婚相談所は、連盟に加盟せず開業することもできます。
しかし、会員の紹介方法や個人情報の管理、お見合いの調整、契約書の作成などをすべて自分で用意するのは簡単ではありません。特に婚活業界の経験がない人には、会員データベースや管理システム、研修などが整っている連盟への加盟をおすすめします。
すでに作られた仕組みを利用できるため、開業準備の負担を減らし、会員サポートや集客に時間を使えるようになります。個人でも多くの会員を紹介できる
個人経営の結婚相談所が自社だけで多くの会員を集め、希望条件に合う相手を紹介するのは現実的ではありません。
男性会員が入会しても、紹介できる女性会員がほとんどいなければ、結婚相談所として十分なサービスを提供できないからです。連盟へ加盟すれば、同じ連盟や提携ネットワークに登録している会員の中から、お見合い相手を探せます。
自社の会員数が数名でも、他の加盟相談所が担当する会員へ申し込めるため、個人経営でも幅広い出会いを提供できます。ただし、公表されている会員数だけで連盟を選ぶのはおすすめできません。
会員数の中に提携先が含まれているのか、同じシステムから申し込めるのか、希望する地域や年代の会員がどの程度いるのかまで確認する必要があります。お見合いから交際までシステムで管理できる
連盟のシステムでは、会員検索やお見合いの申し込みだけでなく、日程調整や交際状況の管理なども行えます。
会員本人がスマートフォンから相手を探し、相談所を通してお見合いを申し込める仕組みを採用している連盟もあります。連盟へ加盟せずに運営する場合は、会員情報を自分で管理し、他の仲人へ個別に連絡しながら、お見合い相手を探さなければなりません。
会員数やお見合い件数が増えるほど、連絡漏れや管理ミスが起こる可能性も高くなります。管理システムを利用すれば、会員ごとの活動状況を把握しやすくなり、事務作業の負担も減らせます。
特に一人で開業する場合や、副業として運営する場合には、限られた時間で正確に業務を進めるための重要な仕組みになります。開業研修や相談サポートを受けられる
結婚相談所を運営するには、入会面談の方法やプロフィール作成、お見合いのルール、交際中のサポートなど、さまざまな知識が必要です。
資格がなくても開業できますが、何も学ばずに会員を支援できるわけではありません。多くの連盟では、開業前の研修やシステムの操作説明などを実施しています。
開業後も、会員対応や相談所間のトラブルについて相談できる窓口が用意されていれば、未経験者でも判断に迷ったときに支援を受けられます。ただし、「サポートあり」という言葉だけで判断してはいけません。
動画や資料を渡して終わるのか、担当者へ個別に相談できるのか、集客まで具体的に指導してもらえるのかによって内容は大きく異なります。
加盟前の説明会で、誰が、いつまで、何を支援してくれるのかを確認しましょう。契約書や運営ルールを一から作る負担を減らせる
結婚相談所では、入会金や月会費、成婚料などの料金だけでなく、休会や退会、返金、成婚の定義、会員が守るべきルールなどを事前に決めておく必要があります。
これらが曖昧なまま契約すると、「説明された内容と違う」「どの時点で成婚料が発生するのか分からない」といったトラブルにつながります。個人情報の取り扱いや相談所同士の連絡方法についても、一定の基準が必要です。
連盟に契約書のひな型や運営ルールが用意されていれば、すべてを一から考える負担を減らせます。ただし、ひな型をそのまま使用すれば必ず問題がないというわけではありません。
自分の料金やサービス内容に合わせて確認し、必要に応じて法律の専門家へ相談することも大切です。連盟に加盟しても自分の相談所に会員は集まらない
ここは、連盟へ加盟する前に必ず理解しておいてほしい点です。
連盟に数万人の会員が登録されていても、その人たちは自分の相談所へ入会してくれる見込み客ではありません。
自分の相談所に会員が入会した後、その会員へ紹介できるお見合い相手です。「有名な連盟に加盟すれば、そのブランドによって自分の相談所にも問い合わせが集まる」と考える人もいますが、それは大きな間違いです。
検索する人の多くは、連盟名だけでなく、相談所の実績、カウンセラーの人柄、サポート内容、料金などを確認して入会先を選びます。連盟のブランドを掲載できたとしても、地域の人に自分の相談所を知ってもらえなければ、問い合わせは発生しません。
ホームページを作る、SNSを始める、知人へ開業を伝えるなど、認知を広げる活動は自分で行う必要があります。連盟は、入会後の会員へ出会いを提供し、相談所を運営するための仕組みを支える存在です。
自分の相談所の集客まで自動的に行ってくれる存在ではありません。
この違いを理解せずに開業すると、「加盟したのに会員が集まらない」という結果になってしまいます。連盟を比較する際は、会員数や知名度だけでなく、開業後に自分がどのように集客するのかまで考えて選ぶことが重要です。
主要な結婚相談所連盟の比較 ※2026年9月時点の公開情報をもとに作成 比較項目 良縁会 IBJ TMS BIU 初期費用 80万 200万 85万 80万 月額費用 1万 1万5千円 1万2千円 1万3千円 紹介可能会員数 約54,000名 約110,000名 約68,000名 約54,000名 提携ネットワーク BIU・JBA・ノッツェ なし NNR 良縁会・JBA・ノッツェ ロイヤリティ なし なし なし なし 契約期間 なし 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 開業研修 あり あり あり あり 運営サポート 個別相談(電話対応あり)・各種セミナー・研修 各種セミナー・研修 各種セミナー・研修 各種セミナー・研修 集客支援 集客・SNSセミナー 詳細は要確認 詳細は要確認 なし ※料金や会員数、サービス内容は変更される可能性があります。 最新情報は各連盟の公式サイトや説明会でご確認ください。
結婚相談所連盟を比較するときの5つのポイント

結婚相談所連盟を比較するときは、知名度や公表されている会員数だけで判断してはいけません。
開業時に支払う費用だけでなく、毎月発生する固定費、実際に紹介できる会員の範囲、システムやサポートの内容まで確認する必要があります。どの連盟が優れているかではなく、自分の運営方法や営業地域、開業後に必要とする支援に合っているかという視点で比較しましょう。
初期費用と毎月の固定費
連盟の費用を比較するときは、最初に支払う加盟金だけを見てはいけません。
加盟金が安くても、研修費やシステム利用料、会員を登録するたびに発生する費用などを含めると、長期的な負担が大きくなる場合があります。特に確認したいのが、毎月の基本料金に何が含まれているかです。
連盟の月会費とは別に、登録している会員一人ごとに月額費用が発生する仕組みであれば、会員数が増えるほど固定費も高くなります。契約年数や更新料、途中解約の条件も重要です。
開業後に自分と合わないと感じても、長期契約や解約金が設定されていれば、簡単には変更できません。
また、本業や家庭の事情で一時的に活動できなくなった場合に、加盟店として休会できるのか、休会中も料金が発生するのかも確認しておきましょう。初期費用だけで「安い」と判断せず、会員がいない状態で1年間運営した場合に、合計でいくら必要になるのかを計算して比較することが大切です。
紹介できる会員数と提携ネットワーク
紹介可能会員数は、連盟を比較するうえで重要な数字です。
ただし、各連盟が公表している会員数を、そのまま横並びにして判断することはできません。
連盟自身の会員だけを掲載している場合と、提携する別のネットワークの会員を含めている場合があるからです。例えばTMSでは、SCRUMの登録会員数と、別の会員相互紹介プラットフォームであるCONNECT-shipの有効会員数を分けて公開しています。
また、両方に登録されている重複会員が含まれることも公式サイトに明記されています。
TMS公式サイトこれは会員数の表示に問題があるという意味ではありません。
複数のネットワークを利用できることは、紹介の選択肢を増やすメリットになります。
ただし、比較する側が数字の内訳を理解していないと、実際に何人へ申し込めるのかを誤解する可能性があります。公表会員数を見るときは、提携先を含む数字なのか、重複会員が含まれているのか、すべての会員を同じシステム上で検索できるのかを確認しましょう。
提携ネットワークの利用に、別料金や追加契約が必要かどうかも重要です。会員の年齢・性別・地域分布
全国の紹介可能会員数が多くても、自分が開業する地域や、狙っている年代の会員が少なければ、相談所の強みにはなりません。
重要なのは全国の合計人数ではなく、自社会員が実際にお見合いを組める相手がどの程度いるかです。例えば、40代以上を対象とした相談所を開業するなら、20代や30代の会員数だけを見ても十分ではありません。
男性会員を中心に集客する場合は、希望する地域や年代の女性会員がどのくらい登録されているかを確認する必要があります。自分の相談所へ入会する人についても、地域の視点が重要です。
オンラインで全国対応と掲載することはできますが、開業したばかりの個人相談所が、最初から全国各地の会員を安定して集められると考えるのは現実的ではありません。実際には、知人からの紹介や地域でのつながり、地名を含む検索などを通じて、地元や近隣地域の人が会員になるケースが中心です。
全国の会員数という大きな数字だけに期待せず、自分が活動する地域でどれだけ出会いを提供できるかを確認しましょう。システムの使いやすさ
会員検索システムは、開業後にほぼ毎日使用するものです。
紹介可能会員数が多くても、検索や申し込みの操作が複雑であれば、会員とカウンセラーの負担になります。会員自身がスマートフォンから相手を検索できるのか、お見合いの申し込みや日程調整をどこまでシステム上で行えるのか、交際状況を管理できるのかなどを確認しましょう。
複数の提携ネットワークを利用する場合は、一つのシステムで完結するのか、サービスごとにログインや操作が必要なのかも重要です。資料や画面の画像を見るだけでは、実際の使いやすさまでは分かりません。
可能であれば説明会で操作画面を見せてもらい、会員側と相談所側の両方から確認することをおすすめします。開業後の運営・集客サポート
未経験から開業する場合は、研修や開業後のサポートも重要です。
ただし、「サポートあり」という言葉だけでは、具体的に何をしてもらえるのか分かりません。システムの操作方法やお見合いルールを教えるだけなのか、会員対応や相談所間のトラブルについて個別に相談できるのかによって、支援の内容は大きく異なります。
質問できる期間や回数、担当者の有無も確認しておきましょう。特に注意したいのが集客支援です。
ホームページやチラシのひな型を提供することと、実際に入会希望者を集めることは同じではありません。
集客セミナーを受けられるのか、個別に改善点を相談できるのか、本部から見込み客を紹介してもらえるのかまで具体的に確認する必要があります。どれだけサポートが充実した連盟でも、開業者に代わってすべての会員を集めてくれるわけではありません。
支援内容を比較すると同時に、自分自身がどのような方法で地域の人に相談所を知ってもらうのかも考えておきましょう。契約期間・解約条件・追加費用
結婚相談所連盟を比較するときは、加盟時に支払う金額だけでなく、契約期間や解約条件も確認する必要があります。
連盟によっては最低契約期間が設定されており、期間の途中で解約すると違約金が発生する場合があります。契約が自動更新されるのか、更新時に費用がかかるのか、解約を希望する場合は何カ月前までに連絡する必要があるのかも確認しておきましょう。
また、月会費以外に、会員登録料や会員一人ごとの活動費、研修費、システム利用料などが発生する場合もあります。提携ネットワークの利用や、ホームページ制作、集客支援などが有料オプションになっていることもあります。
「月額○万円」と書かれていても、その金額だけですべてのサービスを利用できるとは限りません。会員がいない場合、10人いる場合、20人いる場合で、毎月の支払いがどのように変わるのかを確認することが大切です。
本業や家庭の事情で活動を続けられなくなった場合に、加盟店として休会できるかも確認しておきましょう。休会中の料金や再開時の費用まで把握しておけば、開業後の予想外の出費を防ぎやすくなります。
主要な結婚相談所連盟の特徴

結婚相談所連盟には、それぞれ異なる強みがあります。
会員数やブランド力を重視する連盟もあれば、開業後の個別サポートや費用の抑えやすさを強みにしている連盟もあります。ここでは、IBJ、TMS、BIU、良縁会の特徴と、どのような人に向いているのかを紹介します。
なお、この記事は良縁会が運営していますが、良縁会への加盟だけを勧めるのではなく、他連盟の強みや良縁会の弱い部分も含めて比較します。IBJの特徴と向いている人
IBJの大きな強みは、会員基盤とブランド力です。
一般の婚活希望者にも名前が知られており、加盟相談所数や成婚者数、お見合い数などの実績も公表しています。会員管理システムが用意されており、スマートフォンから会員検索や相談所業務を進められる点も特徴です。
開業前後の研修やサポートもあり、IBJによると2023年に開業した人の96.9%が未経験からのスタートだったとされています。
IBJ公式サイトそのため、費用を抑えることよりも、連盟の知名度や自社会員基盤、システムの機能を重視する人に向いています。
企業が新規事業として相談所を始める場合や、最初から本格的に事業を拡大したい人にとっても、有力な選択肢になります。一方で、分割払いの頭金だけを見て開業費用を判断してはいけません。
総額でいくら支払うのか、契約期間や月額費用、途中解約の条件まで確認する必要があります。また、IBJは公式サイトでブランド力による集客のしやすさを強みとして紹介していますが、加盟すれば自分の相談所へ自動的に入会希望者が集まるわけではありません。
ブランドを活用できても、地域での認知活動や自社の集客は必要です。TMSの特徴と向いている人
TMSは、自社ネットワークに加えて、SCRUMやCONNECT-shipを通じて幅広い会員を紹介できる点が特徴です。
TMS公式サイトでは、2026年7月時点でSCRUMの登録会員数が68,406名、CONNECT-shipの有効会員数が14,797名と公表されています。
ただし、SCRUMにはTMS会員が含まれ、二つのネットワーク間には重複会員も含まれていることが明記されています。
TMS公式サイト複数の会員ネットワークを活用し、紹介できる相手の幅を広げたい人に向いています。
また、TMSグループは結婚相談所「フィオーレ」も運営しており、相談所運営で得たノウハウを研修やサポートに活用していることを強みとしています。開業後半年間は、担当者による運営状況の確認や、必要に応じたOJTを行うと案内されています。
そのため、システムや会員基盤だけでなく、相談所運営の実務を学びたい人にも選択肢になります。一方、SCRUMとCONNECT-shipでは会員の集計範囲や利用する仕組みが異なります。
すべての会員を同じ条件で紹介できるのか、追加費用が必要なのか、複数のシステムをどのように使い分けるのかを説明会で確認しましょう。BIUの特徴と向いている人
BIUは、日本ブライダル連盟の名称で長く運営されている結婚相談所連盟です。
1972年に創業し、2025年に53周年を迎えています。長い運営歴があるため、昔ながらの仲人型相談所や、地域の人とのつながりを大切にする相談所にも知られています。
オンラインだけで完結させるのではなく、対面での相談や丁寧な仲人サポートを重視したい人にとって、比較対象になる連盟です。ただし、歴史が長いことだけで加盟先を決めるのではなく、現在利用できる会員数や提携ネットワーク、システムの操作性、開業後のサポート内容を確認する必要があります。
特に、自分が開業する地域や狙う年代に、紹介できる会員がどの程度いるかを説明会で確認しましょう。地域密着型で相談所を運営したい人や、仲人同士のつながりを活かした運営を考えている人に向いています。
一方、ブランド名による集客やデジタル機能を重視する場合は、他連盟のシステムと実際に比較して判断することが大切です。良縁会の特徴と向いている人
良縁会は、初期の支払いを抑えて開業できることと、開業後の個別サポートを強みにしています。
現在の特別プランでは初回10万円から開業できますが、加盟金の総額は88万円です。
残金は月1万円ずつ支払う仕組みのため、「10万円だけで加盟が完了する」という意味ではありません。良縁会の開業資金毎月の費用として、加盟金の分割金とは別に月会費と会員活動費などが発生します。
一括費用を抑え、その分を名刺やチラシ、広告、SNSなどの認知活動へ使いたい人に向いています。開業前には、相談所名や料金設計、集客方法などを一緒に考え、開業後も電話、メール、オンラインで相談を受け付けています。
開業後6カ月間の面談や、SNS、集客に関する勉強会なども用意しています。
良縁会のサポート体制良縁会は、低価格だけを求める人よりも、未経験から相談しながら小さく始めたい人に向いています。
副業として開業し、集客方法や会員サポートを学びながら事業を育てたい人とも相性があります。一方で、一般消費者に対するブランドの知名度では、IBJなどの大手連盟に及びません。
「良縁会に加盟している」という理由だけで、自分の相談所へ問い合わせが集まることは期待できません。
自分で地域への告知や紹介営業、SNSなどに取り組む必要があります。また、システムの機能や見た目、会員基盤の規模を最優先する人は、IBJやTMSなどと実際の操作画面を比較したほうがよいでしょう。
良縁会の強みは、連盟名だけで集客することではなく、費用を抑えながら、開業者ごとに異なる集客や運営の悩みを相談できる点にあります。費用が安い連盟を選べばよいとは限らない

結婚相談所連盟を比較するとき、費用の安さは重要な判断材料です。
特に開業直後は売上が安定していないため、できるだけ支出を抑えたいと考えるのは当然です。しかし、最も安い連盟を選べば成功しやすくなるわけではありません。
反対に、高額な連盟へ加盟すれば成功が保証されるわけでもありません。
金額だけではなく、その費用によってどのような仕組みやサポートを利用できるのかを確認する必要があります。初期費用だけでなく固定費まで比較する
連盟の費用を比較するときは、加盟時に支払う初期費用だけでなく、開業後に発生し続ける固定費まで計算しましょう。
初期費用が安く見えても、月会費やシステム利用料、会員一人ごとの活動費、更新費などが高ければ、長期的な負担は大きくなります。
反対に、初期費用が高い連盟でも、毎月の費用や追加料金が抑えられている場合があります。特に開業直後は、会員がいなくても連盟への支払いが発生します。
売上ゼロの状態が数カ月続いても無理なく支払える金額なのかを確認することが大切です。加盟金だけを横並びにするのではなく、会員ゼロ、10人、20人の場合で、1年間に支払う総額を計算すると比較しやすくなります。
契約期間や解約金、休会中の料金についても確認しておけば、予想外の支出を防げます。安く開業しても集客できなければ売上はゼロ
結婚相談所は、費用を抑えて開業できたからといって、自然に売上が生まれるわけではありません。
会員が一人も入会しなければ、入会金も月会費も成婚料も発生しないからです。連盟へ支払う費用を数万円安くすることに時間をかけても、肝心の集客方法が決まっていなければ事業は動きません。
連盟の会員データベースに何万人が登録されていても、自分の相談所へ入会する人を集める活動は別に必要です。費用を比較するときは、「いくらで開業できるか」だけでなく、「開業後にどうやって最初の会員を集めるか」まで考えましょう。
安く始められることはメリットですが、そのメリットを活かすには、知人への告知や紹介営業など、認知を広げる行動が欠かせません。高額なサポートが成功を保証するわけでもない
サポートが充実している連盟では、加盟費用や月額費用が高くなることがあります。
研修、集客支援、ホームページ、個別コンサルティングなどが用意されていれば、未経験者にとって心強い環境です。しかし、高額な費用を支払っただけで会員が集まるわけではありません。
研修で集客方法を教えてもらっても、実際に行動するのは開業者自身です。
立派なホームページを提供されても、アクセスを集める活動をしなければ問い合わせにはつながりません。確認するべきなのは、サポートの数ではなく内容です。
一般的な動画や資料を提供するだけなのか、自分の地域や経験に合わせて個別に相談できるのかによって、実際の価値は異なります。また、成功事例だけを見て判断するのも危険です。
その人がもともと持っていた人脈や営業経験、広告予算によって結果は変わります。
高額なサポートへ期待しすぎず、自分が行動を継続できるかまで考える必要があります。余った資金を開業後の集客へ使う
結婚相談所は、開業した時点ではほとんど誰にも知られていません。
最初に必要なのは、事務所や高額なホームページで立派に見せることよりも、相談所の存在を知ってもらうことです。開業費用や毎月の固定費を抑えられれば、余った資金を名刺、チラシ、写真撮影、広告、SNSなどの認知活動へ使えます。
すべてを広告費にする必要はありませんが、開業後に見込み客との接点を増やすための資金は残しておきましょう。良縁会では、開業初期から複数の連盟へ加盟することをおすすめしていません。
紹介できる会員数を増やす目的で複数加盟しても、自分の相談所に入会者がいなければ、増えたデータベースを活用できないからです。まずは一つの連盟に絞り、固定費を抑えながら、集客と認知に時間と資金を使う。
自社会員が増え、既存の連盟だけでは紹介の幅が足りないと感じた段階で、追加加盟を検討しても遅くありません。連盟選びで大切なのは、最も安いところを探すことでも、最も高額なサポートを選ぶことでもありません。
開業後に集客へ取り組める余力を残し、売上が安定するまで無理なく続けられる連盟を選ぶことです。会員数が多い連盟なら成功できるのか

結婚相談所連盟を比較するとき、多くの人が最初に注目するのが会員数です。
紹介できる相手が多ければ、お見合いが成立しやすくなり、自分の相談所も成功しやすいように感じるかもしれません。確かに、会員数は連盟選びの重要な判断材料です。
しかし、会員数が多い連盟へ加盟することと、自分の相談所に多くの入会者が集まることは別の話です。
この違いを理解せずに加盟すると、「大手連盟を選んだのに売上が増えない」という結果になってしまいます。連盟の会員数と自社の入会者数は別
連盟に5万人の会員がいても、自分の相談所に入会する人が自動的に紹介されるわけではありません。
連盟が公表している会員数は、連盟や提携ネットワークに所属する相談所が集めた会員の合計です。
その中には、ほかの相談所が入会面談や集客を行い、サポートしている会員も含まれています。自分の相談所を開業しただけで、その会員が自社会員になるわけではありません。
連盟の知名度をホームページなどで紹介できる場合はありますが、相談所自体の認知や実績がなければ、問い合わせは簡単には増えません。自分の相談所へ入会者を集めるには、知人への告知や紹介営業、地域での活動、SNS、ホームページなどを使い、存在を知ってもらう必要があります。
連盟のブランドは信頼を補う材料にはなっても、開業者の代わりに集客してくれるものではありません。会員データベースは入会後に使うもの
連盟の会員データベースは、自分の相談所に入会した会員へ、お見合い相手を紹介するための仕組みです。
自社会員を集めるための見込み客リストではありません。例えば、自分の相談所に男性が入会した場合、連盟のデータベースを使って、希望条件に合う女性を探せます。
相手が別の加盟相談所に所属していても、相談所同士で連絡を取り、お見合いを組むことができます。この仕組みがあるからこそ、開業したばかりで自社会員が数名しかいなくても、幅広い相手を紹介できます。
個人経営の相談所にとって、連盟へ加盟する大きなメリットです。しかし、自分の相談所に会員がいなければ、どれだけ大きなデータベースを利用できても活用する機会がありません。
連盟選びと同時に、開業後にどうやって最初の会員を集めるのかを考える必要があります。ターゲットに合う会員がいるかが重要
会員数を比較するときは、全国の合計人数だけでなく、自分の相談所が対象とする人に合う会員がどの程度いるかを確認しましょう。
例えば、50代の再婚希望者を中心に集めたい相談所なら、20代や30代の会員が多いことだけでは十分ではありません。
対象となる年代や婚姻歴、希望地域などの条件に合う相手がいるかが重要です。地域の分布も確認する必要があります。
全国に多くの会員がいても、自社会員が地元での結婚を希望している場合、遠方の会員ばかりではお見合いにつながりにくくなります。
特に地域密着型で運営するなら、開業予定地や近隣県の会員数を確認したほうが実際の紹介力を判断しやすくなります。大切なのは、公表会員数が最も多い連盟を選ぶことではありません。
自分が集めたい会員に対して、希望に合う相手を紹介できる連盟を選ぶことです。そして、どの連盟を選んでも、自社会員を集めるのは開業者自身です。
会員数は入会後のサービスを支える重要な要素ですが、相談所経営の成功を保証する数字ではありません。開業は簡単でも軌道に乗せるのは非常に難しい

結婚相談所は、大きな店舗や特別な設備がなくても始められます。
連盟に加盟すれば会員検索やお見合い調整のシステムも利用できるため、開業すること自体のハードルは決して高くありません。しかし、開業のしやすさと事業を軌道に乗せる難易度は別の話です。
実際には、相談所を開業しても思うように会員を集められず、売上を作れないまま活動を止めてしまう人も少なくありません。開業しただけでは誰にも知られない
ホームページを公開したり、SNSのアカウントを作ったりしても、すぐに問い合わせが入るわけではありません。
開業直後の結婚相談所は、地域の人から見れば存在していないのと同じ状態です。自分の相談所を知ってもらうには、知人への告知、紹介営業、地域での活動、ホームページ、SNS、広告などを組み合わせて、継続的に露出を増やす必要があります。
開業は一度の手続きで終わりますが、認知を広げる活動に終わりはありません。「開業すれば連盟が会員を紹介してくれる」「ホームページを作れば検索から集客できる」と考えていると、現実との違いに戸惑うことになります。
連盟は入会後の婚活を支える仕組みであり、自分の相談所の集客まで自動的に行ってくれるものではありません。最初は実績も口コミもない
開業直後は成婚実績も会員からの口コミもありません。
相談者から見れば、実績のある相談所と比較したときに、あえて新しい相談所を選ぶ理由が少ない状態です。そのため、最初は運営者自身の人柄や経験、サポート方針を丁寧に伝え、信頼を積み重ねる必要があります。
料金を安くするだけでは、安心して任せられる相談所だとは思ってもらえません。最初の一人に入会してもらい、その会員を真剣に支援することが、その後の実績や紹介につながります。
実績がないから集客できないと諦めるのではなく、少人数の会員と向き合いながら実績を作る期間が必要です。会員ゼロなら売上もゼロになる
結婚相談所の主な収入は、入会金や月会費、お見合い料、成婚料です。
会員がいなければ、これらの売上は発生しません。
一方で、連盟の月額費用、ホームページの維持費、広告費などは、会員がいなくても発生する可能性があります。店舗を必要としないため固定費を抑えやすい事業ではありますが、売上まで自動的に生まれるわけではありません。
開業資金だけでなく、会員が集まるまで事業を続けられる運転資金も考えておく必要があります。収支計画を立てるときは、成婚料のような不定期の売上を過度に期待せず、何人の会員がいれば毎月の経費を賄えるのかを計算することが大切です。
成婚と退会によって会員は減っていく
結婚相談所では、会員を増やすことだけでなく、会員数を維持することにも難しさがあります。
会員が成婚すれば大きな喜びと実績になりますが、成婚退会後はその会員から月会費を受け取れなくなります。
活動途中で退会する人がいれば、その分も継続収入が減ります。仮に毎月一人が入会しても、同じ人数が成婚や途中退会によって減れば、在籍会員数は増えません。
新規入会が続いているからといって、必ずしも売上が伸び続けるとは限らないのです。会員数を安定させるには、成婚を生み出しながら、それ以上の新規入会を継続的に獲得する必要があります。
成婚実績を口コミや紹介につなげられる仕組みまで作ることが、安定経営には欠かせません。集客を止めれば将来の売上も減っていく
忙しくなると、目の前の会員サポートに時間を取られ、集客活動が後回しになりがちです。
しかし、現在の会員対応だけに集中していると、数カ月後に新規入会が途切れ、成婚や退会によって会員数が減り始めます。集客活動の結果は、すぐに売上として表れるとは限りません。
相談所を知り、内容を比較し、問い合わせや入会に至るまでには時間がかかります。
今月の集客を止めた影響が、数カ月後の売上減少として表れることもあります。結婚相談所を軌道に乗せるには、会員を支援しながら、新しい相談者との接点を作り続けなければなりません。
開業は比較的簡単でも、集客とサポートを両立し、会員数と売上を維持することは非常に難しい仕事です。だからこそ、「簡単に開業できる」「未経験でも始められる」という言葉だけで加盟先を決めてはいけません。
開業後にどのような方法で会員を集め、事業を継続するのかまで考えたうえで、連盟や開業方法を比較する必要があります。「簡単に集客できる」という説明を信じるのは危険

結婚相談所連盟やフランチャイズの説明会では、「未経験でも集客できる」「本部が集客をサポートする」と説明されることがあります。
しかし、この言葉だけで加盟先を決めるのは危険です。重要なのは、集客サポートがあるかどうかではなく、具体的に何をしてもらえるのかです。
ホームページの提供、広告の運用方法を学ぶ研修、営業資料の配布、個別相談、見込み客の紹介では、支援の内容も集客への影響も大きく異なります。「集客サポートあり」の内容を確認する
「集客サポート」という言葉には、明確な共通基準がありません。
ホームページのテンプレートや営業資料を渡すだけでも、集客サポートと表現できます。
一方で、相談所ごとの地域やターゲットを分析し、集客方法を一緒に考えてくれる連盟もあります。説明会では、「どのような支援を、いつまで受けられるのか」を確認しましょう。
研修を一度受けて終わりなのか、開業後も個別に相談できるのかによって、サポートの実用性は変わります。さらに、担当者が集客の一般論を教えるだけなのか、ホームページやSNS、紹介営業などの実践内容まで確認してくれるのかも重要です。
集客経験のない開業者にとって必要なのは、情報を受け取ることだけではなく、自分の行動に落とし込むための支援です。ホームページを作ってもアクセスは自然に増えない
ホームページは、相談所の特徴や料金、運営者の人柄を伝えるために必要です。
しかし、公開しただけで地域の婚活希望者に見つけてもらえるわけではありません。検索結果からアクセスを集めるには、記事の作成やページの改善を継続する必要があります。
競争の激しい地域では、広告やSNS、紹介など、検索以外の入り口も作らなければなりません。本部からホームページを提供してもらえる場合も、制作後にどこまで支援してもらえるのかを確認しましょう。
記事の更新やSEO対策、アクセス分析、問い合わせにつなげる改善まで含まれるのか、それともサイトを作って納品するだけなのかでは大きな違いがあります。ホームページは集客を自動化する装置ではありません。
相談所を知った人が、安心して問い合わせるための受け皿として考える必要があります。SNSを始めてもすぐには問い合わせにつながらない
SNSは低予算で始められますが、アカウントを作って投稿すれば、すぐに問い合わせが増えるわけではありません。
最初は投稿を見てもらえず、反応がほとんどない期間が続くこともあります。婚活に役立つ情報を発信しながら、運営者の人柄や相談所の考え方を伝え、少しずつ信頼を積み重ねる必要があります。
投稿を見た人がその場で問い合わせるとは限らず、数カ月後に思い出して相談することもあるため、短期間で結果を判断しないことが大切です。連盟がSNS研修を実施していても、研修を受けるだけで集客できるようになるわけではありません。
どの媒体を使い、誰に向けて、どのくらいの頻度で発信するのかを決め、改善を続けるのは相談所自身です。本部から見込み客を紹介してもらえるとは限らない
連盟に加盟すると、本部から入会希望者を紹介してもらえると考える人もいます。
しかし、連盟の主な役割は、加盟相談所の会員同士がお見合いを組める仕組みを提供することです。
加盟しただけで、見込み客が自動的に自分の相談所へ振り分けられるとは限りません。見込み客の紹介制度がある場合は、毎月何件程度の紹介実績があるのか、紹介地域や条件はどうなっているのかを確認しましょう。
また、紹介件数は保証されるのか、複数の加盟店へ同時に案内されるのか、別途費用が必要なのかも重要です。単に「紹介制度があります」という説明だけで判断せず、自分の営業地域で実際にどの程度利用されているのかまで質問する必要があります。
成功事例が自分にも再現できるとは限らない
説明会で紹介される成功事例は、加盟を検討するうえで参考になります。
ただし、同じ連盟に加盟すれば、誰でも同じ結果を出せるわけではありません。成功した相談所には、営業経験があった、地域に人脈があった、SNSですでに多くのフォロワーがいた、広告へ十分な資金を投入したなど、個別の条件があります。
その前提を確認せず、売上や会員数だけを見ても再現性は判断できません。成功事例については、「開業前にどのような経験や人脈があったのか」「毎月どれくらいの時間と費用を集客に使ったのか」「どの方法から何人入会したのか」まで確認しましょう。
特別な一例だけでなく、開業者全体の中でどれくらいの割合が同じ水準に到達しているのかも判断材料になります。「簡単に集客できる」という言葉ではなく、支援内容と実績を具体的に確認することが大切です。
説明会では、毎月何件の見込み客を提供してもらえるのか、個別の集客指導はあるのか、ホームページを提供するだけなのか、その支援によってどのような行動が必要になるのかを質問してください。どれほど支援が充実していても、最終的に行動するのは開業者自身です。
集客を本部任せにするのではなく、自分でも継続して動くことを前提に加盟先を比較する必要があります。タイプ別におすすめの連盟を比較

結婚相談所連盟に、すべての開業者にとっての絶対的な一位はありません。
ブランド力を優先するのか、費用を抑えたいのか、開業後のサポートを求めるのかによって、適した連盟は変わります。単純な会員数や加盟金だけで順位をつけるのではなく、自分に不足しているものを補える連盟を選ぶことが大切です。
ブランド力を重視する人
一般消費者への知名度や、連盟名による安心感を重視する人は、IBJが有力な選択肢になります。
加盟している相談所が多く、結婚相談所を検討している人にも比較的知られているため、面談時に連盟の仕組みを説明しやすいことが強みです。ただし、IBJに加盟しただけで、自分の相談所まで有名になるわけではありません。
連盟のブランドは信頼を補う材料にはなりますが、地域での認知や問い合わせを自動的に増やしてくれるものではないからです。ブランド力を重視する場合も、初期費用や月額費用、契約条件を確認し、その費用に見合う効果を自分の営業地域で得られるかを考える必要があります。
初期費用を抑えたい人
開業時の資金をできるだけ残したい人は、加盟金だけでなく、研修費や月額費用、会員登録費、契約期間まで含めて比較しましょう。
初期費用を抑えやすいプランを用意している連盟であれば、残った資金をホームページ、広告、チラシ、名刺などの集客へ回せます。良縁会では、最初から複数の連盟へ加盟するのではなく、まずは一つの連盟に絞って固定費を抑える方法をおすすめしています。
会員が増え、別のネットワークが必要になった段階で追加を検討しても遅くありません。ただし、安さだけで選ぶのも危険です。
必要な研修が別料金になっていないか、契約途中の解約に費用がかからないかなどを確認し、開業後に必要となる総額で判断してください。未経験で個別サポートを受けたい人
結婚相談所の経験がない人は、開業研修の内容だけでなく、開業後も個別に相談できるかを重視する必要があります。
研修で一通り説明を受けても、実際に会員を受け入れると、入会面談やプロフィール作成、交際中の対応などで判断に迷う場面が出てくるからです。TMSや良縁会など、開業支援や運営相談を用意している連盟を比較し、質問できる方法や期間を確認しましょう。
電話やオンラインで相談できるのか、担当者が個別の状況を見てくれるのかによって、支援の使いやすさは異なります。特に確認したいのは、システムの操作方法だけでなく、会員対応や集客についても相談できるかです。
未経験者に必要なのは開業手続きの説明だけではなく、開業後に起こる問題へ対応するための伴走支援です。地域密着で開業したい人
地域の人脈や紹介を活かして開業する人は、全国の会員数だけでなく、自分が営業する地域の会員数や加盟相談所数を確認しましょう。
全国で大きなネットワークを持っていても、地元や近隣県に希望条件の合う会員が少なければ、実際のお見合いにはつながりにくくなります。地域密着型の相談所では、連盟の知名度以上に、運営者本人の信頼や地元でのつながりが集客に影響します。
そのため、地域の仲人同士が連携しやすいBIUや良縁会も比較対象になります。ただし、特定の連盟が全国すべての地域に強いとは限りません。
説明会では全国合計の数字だけでなく、開業予定地域にどの年代の会員が何人いるのか、近隣の相談所とどのように連携できるのかを確認することが重要です。すでに集客力を持っている人
既存事業の顧客、人脈、SNSのフォロワー、ホームページへのアクセスなどを持っている人は、本部のブランドや集客支援に高い費用をかける必要性が低い場合があります。
自分で入会希望者を集められるのであれば、入会後の活動を支える会員データベースやシステムの使いやすさを優先した方が合理的です。このタイプの人は、紹介可能な会員の属性、申し込み可能件数、システムの操作性、月額費用などを比較しましょう。
IBJ、TMS、BIU、良縁会のどこが適しているかは、自分が集める会員の年齢や地域によって変わります。集客力があるからといって、最初から複数の連盟へ加盟する必要もありません。
まずは一つの連盟で運営し、会員から紹介できる相手を増やしてほしいという要望が出てから、追加加盟を検討する方法もあります。連盟選びでは、「最も規模が大きい」「最も費用が安い」という一つの基準だけで決めないことが大切です。
自分が持っている強みと不足している部分を整理し、それを補える連盟を比較しましょう。
また、費用や契約条件、提供されるサポートは変更されることがあるため、最終的には各連盟の説明会で最新情報を確認してください。まとめ
結婚相談所連盟は、会員数や費用だけで選ぶものではありません。
地域の会員数、システム、契約条件、開業後のサポートまで比較し、自分に合った連盟を選ぶことが大切です。ただし、連盟に加盟しても、自分の相談所に会員が集まるわけではありません。
開業は比較的簡単ですが、集客を続け、事業を軌道に乗せることは非常に難しいのが現実です。「簡単に集客できる」という説明だけを信じず、具体的にどのような支援を受けられるのかまで確認しましょう。
良縁会では、開業後の現実も含めてご説明しています。連盟選びや集客に不安がある方は、お気軽にご相談ください。NEXT.
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