未経験でも安心!婚活アドバイザーとして成婚へ導くための実践ガイド【初心者必見】

「まだ実績も経験もないけど、会員さんを本当に成婚まで導けるのだろうか…」
「どんな風にサポートしたらいいのか分からない」
「他の結婚相談所って、どんなことまでやっているの?」

開業して間もない仲人さんや、これから本格的にサポートを始めたいと考えている方にとって、こうした不安や疑問はごく自然なものです。

ですが、ご安心ください。

ポイントを押さえて、会員様の気持ちに寄り添いながら適切なサポートをすることで、経験が少なくても十分に成婚へ導くことが可能です。

本記事では、結婚相談所業界で20年以上のコンサル経験をもつ筆者が、会員様のプロフィール作成から交際中のフォロー、そして成婚に至るまでのサポート方法を具体的にご紹介します。

「何をどうアドバイスしたら良いか分からない」「そもそもどこまでサポートすれば良いの?」という方は、ぜひ最後までお読みください。

現場で今すぐ実践できる内容を、わかりやすく解説していきます。

はじめに:カウンセラー自身の「不安」とどう向き合うか

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結婚相談所を開業したばかりの方や、まだ実績がないカウンセラーにとって、「本当に自分にサポートができるのか…」「会員さんが成婚できなかったらどうしよう」
といった不安は、ごく自然なものです。

でも、安心してください。

婚活サポートにおいて大切なのは、経験の多さではなく、“信頼される姿勢”と“寄り添う力”です。

最初から完璧なアドバイスができなくても大丈夫。

会員様の話をよく聞き、共感し、いっしょに考える姿勢があれば、それが信頼へとつながります。

また、初めての会員様への対応を通して、あなた自身も少しずつ成長していくことができます。

不安を感じたときは、「今できることを丁寧にやる」「わからないことは他の相談所や先輩カウンセラーに相談する」という基本を忘れず、着実に一歩ずつ進んでいきましょう。

 

プロフィール写真とメッセージ文で“第一印象”を大きく変える

婚活において、プロフィールは会員様の「第一印象」を決める非常に大切な要素です。

特にプロフィール写真とメッセージ欄は、お見合いの可否を左右する決定的なポイントになります。

まず、プロフィール写真は必ずフォトスタジオで撮影したものを使いましょう。

カジュアルなスナップ写真では、清潔感や誠実さが十分に伝わりにくくなります。

特に男性会員は「わざわざスタジオに行くのが面倒」「写真なんてどれでも同じ」と感じる方も少なくありません。

しかし、そういった場合でも、「スナップ写真だと真剣さが伝わらず、良いご縁を逃してしまう可能性がある」と丁寧に説明すれば、多くの方が納得してくださいます。

また、プロフィールのメッセージ欄は空白や短文ではNGです。

「よろしくお願いします」だけの一言では、相手に想いや人柄が伝わりません。

最低でも150〜200文字程度を目安に、性格や趣味、仕事のこと、休日の過ごし方、理想の結婚生活などを具体的に書くようにしましょう。

もちろん、メッセージ内容を会員様にすべて丸投げしてしまうのは避けてください。

どんなことを書けば相手の心に響くのか、一緒に考え、場合によっては文章の下書きをこちらで作成するのもサポートの一環です。

文章に苦手意識のある会員様には、他の相談所のプロフィール例を見せながらアドバイスをするのも効果的です。

実際に良縁会で使用しているテンプレートも以下にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【プロフィール文テンプレート例】

はじめまして、プロフィールをご覧いただきありがとうございます。

【性格】
周囲からは「〇〇〇な性格」と言われることが多く、自分でも人と接することが好きだと感じています。新しいことにも前向きに挑戦するタイプです。

【仕事】
現在、〇〇〇業界で〇〇〇の仕事をしています。日々忙しいながらも、やりがいを感じられる職場で充実した毎日を過ごしています。今後は更なるスキルアップのため、〇〇〇にも取り組もうと考えています。

【休日の過ごし方】
休日は〇〇〇が好きで、自然の中を散策したり、美味しいものを食べに出かけたりしています。最近は〇〇〇も趣味の一つになりました。

【将来について】
結婚後は、お互いを思いやりながら笑顔の絶えない家庭を築きたいと考えています。共通の趣味を楽しんだり、2人でしか味わえない日々を過ごしていけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

このように、写真とメッセージの完成度を高めることで、会員様の魅力を最大限に引き出し、より良いご縁へとつなげることができます。

お見合い申し込みへの返答は“早さ”が信頼につながる

会員様にお見合いの申し込みがあった場合、基本的には「承諾する」か「お断りする」かを、2週間以内に返答するルールがあります。

しかし、これはあくまで“期限”であって、“目安”ではありません。

できるだけ早く返答するようアドバイスすることが非常に重要です。

なぜなら、申し込んだ側の気持ちは日々移ろいやすく、長く待たされることで「本当に会ってくれるのかな…?」という不安や不信感につながってしまいます。

婚活はタイミングが命です。

「お見合いを受けるかどうかの返事」→「日程の調整」→「お見合い当日」という一連の流れを、スムーズかつスピーディーに進めることで、お互いのモチベーションを維持したままご縁へとつなげることができます。

仲人側が先回りして「●日までにお返事を出すと印象が良いですよ」と声をかけるのも、信頼されるサポートのひとつです。

お見合い前の事前準備で「安心感」と「自信」を提供する

お見合いの前には、必ず会員様と事前の打ち合わせを行いましょう。

とくに初めてのお見合いを迎える方は緊張しやすく、何を話したらいいのか分からず戸惑ってしまうケースも多いためです。

可能であれば、アドバイザーが相手役になって模擬お見合いを行うのもおすすめです。

実際に話す練習をしておくことで、当日も自然体で臨むことができるようになります。

また、お見合いで避けたい会話内容も事前に共有しておきましょう。

お見合いで避けるべきNGトーク例:
・婚活や仕事に対する愚痴や不満
・自慢話(学歴・年収など)
・過去のお見合い回数
・相手に対して否定的な言い方
・結婚観についての重すぎる話題

そして、服装についても重要なチェックポイントです。
・男性: スーツまたはジャケットスタイル。清潔感を意識。
・女性: ワンピースやシンプルで清楚な服装が無難。過度な露出は避けましょう。

特に男性は、髪型や爪、靴など細かい点まで見られていることを意識させましょう。

女性は相手の清潔感にとても敏感ですので、その点をしっかり伝えてあげると良いサポートになります。

お見合い当日の対応:同席・引き合わせ・紹介だけの3パターン

お見合い当日の仲人の関わり方には、以下の3つのスタイルがあります。

1.同席する

2.引き合わせだけして退席する

3.紹介のみしてその場を離れる

最近では②や③のスタイルが主流になってきており、仲人が全時間同席するケースは減少傾向です。

仮にお見合い料をいただいていない場合、仲人の交通費などが負担にならないように注意が必要です。ま

た、同席する際は「会員様が主役」という意識を忘れずに。

つい場を盛り上げようとして、仲人が話しすぎたり質問しすぎたりするのは逆効果です。

同席する場合は、10〜15分程度で自然に退席するのがベスト。

そして、お見合い時の支払いについても忘れずに伝えておきましょう。

お茶代は基本的に男性が支払うルールですので、事前に男性会員に伝え、戸惑いがないようにしておきましょう。

お見合い後のフィードバックは「その日中」が理想

お見合いが終了した後は、できるだけ当日中または遅くとも翌日中に、お相手の相談所に結果を連絡しましょう。

ここでもスピード感がカギとなります。

返事が遅いと相手の気持ちが冷めてしまったり、不安になってしまうことがあります。

特に女性は断られることを恐れて、自分から「もう一度会いたい」とはなかなか言い出せません。

そのため、男性会員には「できるだけ早く気持ちを伝えることが大切」とアドバイスしてあげてください。

また、女性が迷っている場合には、「生理的に受け入れられないのでなければ、もう一度会ってみても良いのでは?」と、軽く背中を押す言葉をかけてあげるのも仲人の役割です。

ただし、仲人の主観で「仮交際にした方がいい」と強引に進めるのは絶対にNGです。

結果としてうまくいかないだけでなく、クレームや信頼失墜など、あなた自身がトラブルに巻き込まれるリスクにもなりかねません。

 

仮交際中は「気持ちの温度差」を埋めるサポートがカギ

お見合いを終えて双方が「もう一度会いたい」と思えば、次は「仮交際」というステージに進みます。

この「仮交際」とは、いわゆる恋人関係ではなく、「連絡先を交換して、これからデートを重ねていきましょう」というスタートラインのような関係性です。

しかし、仮交際になったからといって成婚への道が確実に開けたわけではありません。

実際、初デート後に70%近くのカップルが交際終了となるとも言われています。

この原因の多くは、「恋愛経験の少なさ」によるコミュニケーションの不足や、気持ちのすれ違いです。

特に男性は数回のデートで気持ちが高まり、勢いで告白することも少なくありませんが、女性の気持ちがまだ追いついていない場合、そこで関係が終わってしまうことも。

ここでカウンセラーのサポートが非常に重要になってきます。

お互いの気持ちの温度感を見ながら、「今、告白しても大丈夫か?」「女性はどう感じているのか?」といった点を、お相手の相談所とも連携しながら見極めることが、成婚へとつながるポイントです。

成婚までは「3カ月」を意識して、テンポ良く進める

結婚相談所業界では、お見合いをした日から3カ月以内に「真剣交際」へ進むかどうかを判断するというルールがあります。

「真剣交際」とは、恋人関係に近いステージのことで、他の方とのお見合いを終了し、1人に絞って交際する状態を意味します。

※ここで「結婚を約束する」わけではなく、「この人と将来を前提に付き合ってみよう」という段階です。

この3カ月という期間は思っている以上に短く、特に会う頻度が少ないと、判断材料が不足して決断が難しくなります。

成婚しているカップルを見ていると、最低でも週1回は会っているケースがほとんどで、真剣交際に入るタイミングも非常に早いです。

特に仮交際に入ってからの最初の1カ月間が勝負。この期間に気持ちが高まらなければ、その後の関係継続は難しくなる傾向があります。

交際中の連絡マナーは「早さと気遣い」がポイント

仮交際では、こまめな連絡のやりとりがとても重要です。

連絡の頻度が少ない、返信が遅い、内容がそっけない……そんな状況が続くと、「自分に興味がないのかな?」と相手に誤解されてしまいます。

特に、お相手からの連絡を2〜3日も放置するのはNGです。

返信を返せない理由が「忙しい」「返事に迷っている」などの場合でも、相手には伝わらないため、なるべく早く返信するようにアドバイスしましょう。

最近では、「LINEで何を送ればいいか分からない」と悩む方も多く、LINEの文面を一緒に考えてあげるサポートや、文章代行サービスを提供している結婚相談所もあります。

LINEネタに困る会員様向けに、「デート後の一言メッセージ例」「会話を続ける質問」などのテンプレートを用意しておくと喜ばれます。

仮交際中のアドバイス:デートの“質”と“マナー”がカギ

■ デートスポットとお店選び

男性会員の多くは、「どんなお店に連れて行けば好印象を持ってもらえるか」が分からず、迷いがちです。

そして、選んだお店が会話しづらい場所だったり、雰囲気が合わなかったりすると、それだけで印象が悪くなり、次につながらないことも…。

事前に結婚相談所側で、オシャレで落ち着いた雰囲気のお店やカフェをいくつかピックアップしておき、アドバイスできるようにしておくと安心です。

■ デートマナーについて

交際初期のデートで、費用を割り勘にするのはNGと伝えましょう。

まだ関係性が浅い段階では、男性が支払うのがマナーとして定着しています。

女性側も、支払ってもらった場合は「ごちそうさまでした」としっかりお礼を伝えることが大切です。

細かいことのように思えますが、「財布を一切出さない」「お礼の言葉がない」などが原因で、男性が幻滅するケースは非常に多く見られます。

また、毎回のディナーデートは男性側の金銭的負担が大きいため、初期のデートは「ランチ」や「カフェデート」がオススメです。

カフェなら2,000〜3,000円程度で済みますし、会話もしやすく、無理なく回数を重ねることができます。

 

クレーム・トラブル対応の心得と予防策:信頼を失わないために

結婚相談所の運営をしていると、避けて通れないのが「クレーム」や「トラブル」の対応です。

どれだけ丁寧にサポートしていても、人と人とのご縁を扱う以上、感情的なすれ違いや誤解が起こることは避けられません。

とくに注意したいのは、以下のような場面です:

・会員様が交際終了を告げられた時のフォロー
・アドバイスが押しつけに感じられた時
・LINEやメールのやり取りで誤解が生じた時
・他の相談所への不満が、自分に向けられてしまうケース

こうした場面では、すぐに言い訳や反論をするのではなく、まずは「相手の気持ちを受け止める姿勢」が大切です。

「そんなつもりではなかった」と説明する前に、「そう感じさせてしまったことは申し訳ありません」と一言添えるだけで、相手の気持ちは大きく変わることがあります。

また、トラブルを未然に防ぐための「予防策」も非常に重要です。

・入会時にサービスの範囲・ルールを明確に説明し、書面でも残す
・LINEやメールでは丁寧な言葉づかいを心がけ、曖昧な表現は避ける
・感情が高ぶりやすい方には、対面や文書での対応を優先する
・他相談所とのやり取りも丁寧かつ冷静に。信頼を損なわない姿勢を大切にする

そして何よりも、「会員様の気持ちを否定せず、共感して寄り添う」という基本姿勢を忘れずに。

カウンセラー自身も、忙しかったり気持ちに余裕がなかったりすると、つい感情的に返してしまうことがあります。

そんなときこそ一呼吸おいて、冷静な対応を心がけましょう。

 

カウンセラーとしての成長方法・学び続ける姿勢

結婚相談所のカウンセラーとして活動する上で、経験を積むことはもちろん大切ですが、それ以上に重要なのが「学び続ける姿勢」です。

婚活の現場は、年々トレンドや価値観が変化しています。

会員様のニーズも多様化しており、以前は効果的だったアドバイスが今では通用しないことも少なくありません。

そんな中で、常に新しい知識や事例に触れる努力を続けているカウンセラーは、自然と会員様からの信頼も厚くなり、成婚率も高くなっていきます。

具体的には以下のような方法でスキルアップが可能です:

・定期的に業界セミナーや勉強会に参加する
・他のカウンセラーや相談所と情報交換を行う
・婚活に関する本・コラム・ブログを読む
・自分のサポートを振り返り、反省・改善点を記録しておく

また、自分の中に迷いや課題を感じたときには、信頼できる先輩カウンセラーや同業者に相談することも大切です。

「一人で抱え込まない」こと。
そして「常に学び続けること」。

これが、長く信頼されるカウンセラーであり続けるための秘訣です。

 

まとめ:カウンセラーは“寄り添い型の伴走者”であることを忘れずに

婚活サポートをする中で、カウンセラーとして会員様にしっかりと向き合おうとするあまり、つい熱が入りすぎてしまうことがあります。

その結果、アドバイスのつもりで話したことが、気づけば“説教”のような口調になっていたという経験は、多くの方にあるのではないでしょうか。

たとえば、「こんなに条件のいい相手なのに、なぜ断るの?」といった言葉。

これは一見すると相手を肯定しているように聞こえますが、裏を返せば“自分の会員を否定している”ように聞こえてしまう危険な言い回しです。

婚活は、とても繊細な感情が動く場です。自信を失っている会員様にとって、上から目線のアドバイスは大きなプレッシャーになります。

だからこそ、カウンセラーが目指すべき姿勢は「伴走者」。

常に会員様と同じ目線で歩き、時に励まし、時にそっと背中を押してあげる存在でありたいものです。

アドバイスをする際も、会員様の良いところを見つけて“褒めて伸ばす”ことを意識しましょう。

婚活において一番大切なのは、自分自身に自信を持って前に進めること。そのサポートを、心から信頼できるカウンセラーがしてくれるという安心感が、成婚へとつながっていきます。

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