「仲人って、なんて素晴らしい仕事なんだろう!」と感動

開業キーワード:人の役に立つ、感動がダイレクトに伝わる

先代から結婚相談所を継承し、仲人の昔ながらの良い部分と新しい部分を融合させながら新しい結婚相談所のスタイルを確立している山田様にお話しを伺いました。集客方法も他の相談所ではマネできないようなWeb戦略を行っており、ブログの書き方などとても参考になります。

結婚相談所をはじめたきっかけを教えて下さい。

実母が25年ほど前から結婚相談所を開業し、仲人として活躍していました。高齢になるにつれ、メールやパソコンを使う事務作業が大変そうだったので、親孝行のつもりでお手伝いを始めたのが最初のきっかけです。

母をサポートしながら、自然に仲人業の仕事を覚えました。ある時、母から「入会から成婚まで全部一人で担当してみない?」と新しい入会希望者の仲人を任され、担当した第一号の女性会員は入会から3カ月で成婚退会。

2人目に担当した男性会員は4カ月で成婚が決まり、幸せになられた会員さんたちの姿を拝見し「仲人って、なんて素晴らしい仕事なんだろう!」と感動しました。母の引退と同時に後を引き継いで、今に至っています。

 

良縁会に加盟した理由やよかったこと

良縁会ってどういうところなんだろうと初めて出向いたのが、月に一回開催されている定例会でした。事務局の皆さんも先輩仲人さんたちもとてもフレンドリーで、初めてとは思えない安心感がありました。それは、数年たった今でも同じように感じています。

事務局から、集客や会員サポートについて細やかにアドバイスいただけるので、日常業務の中でふと湧き上がってくる悩みや疑問の解消が早くなっていると感じています。会員のために時間を注ぐことができ、仕事がしやすくなりました。

また、東海地域に在住する会員は、地元の人とのお見合い希望が多いため、東海地域の基盤が強い良縁会ではお見合い成立数も多いですから、会員の皆様にとても喜んでいただいています。仲人にも会員にも、大きなメリットがあると思っています。

 

開業後はどのように集客を行っていたのですか?

2年ほど前からブログを書いてHPに掲載しています。「ブログを読んで相談に来ました」という人が多いです。

また、事務所スペースを利用して、合コンスタイルのパーティーや、ミニセミナーなどを毎月開いたりしています。婚活パーティーからも集客につなげていますが、どんな工夫をすれば集客につながるのか、良縁会では具体的にアドバイスしてもらえますので心強いです。

 

結婚相談所をやっていて「良かった」と思う時はどんな時ですか?

相談所で出会ってめでたくカップルになったお2人でも、迷ったり悩んだり、色々な想いを乗り越えて心を決めてきたご様子を拝見しています。そんな皆様の姿から、結婚は唯一の一人に出会う奇跡、人生最高の大きな喜びであると、改めて教えていただいています。

私は結婚して25年になる夫と、子供3人の5人家族です。家族のために働き、家族とともに暮らせる当たり前のことが、奇跡のような幸せだと感じるようになりました。夫や子供、家族に感謝する気持ちが、なおさら強くなりました。

また、会員さんだけでなくそのご家族からも感謝していただけることが多いので、人の幸せに直結する素晴らしいお仕事に巡り会えて良かったと思っています。この仕事を教えてくれた母にも感謝しています。

 

今だから笑える話

お見合いの立ち合いに出向いたときに、30代くらいの仲人さんをお見合い相手だと間違えて話しかけたことがあり、話がかみ合わなくて冷や汗が出た経験があります。

お手伝いを始めた当初は、仲良くしていただいた仲人さんは高齢の方ばかりだったものですから、まさかこんな若い仲人さんがいるとは思ってなくて。

お見合い相手を間違えて別人に話しかけたことが、他に2回ほどあるのですが、今でも思い出すと恥ずかしくなってしまいます。


2018.11取材相談所:ブライズデザイン
インタビュー:良縁会事務局