結婚相談所はお金が掛かるというのは良く聞きますよね。
専門のアドバイザーが婚活のサポートをしてくれるので、どうしても他の婚活より費用が掛かります。
結婚相談所で掛かる費用としては、入会金、登録料、月会費、活動サポート費、お見合い料などがありますが、これらは言葉から、どんな費用かはご想像が付くでしょう。
これら以外に、結婚相談所では成婚料というものがあります。これは、成婚の際に支払う費用です。
しかし、結婚が決まった際に大金を払うのは痛い、というのが本音でしょう。
結婚となると、婚約指輪、結婚指輪、結婚式、新婚旅行…などなど、たくさんの費用が掛かってきますからね。
では、成婚料が0円の結婚相談所を選べば良いのでは?
と思うかもしれませんが、本当にそれで良いのでしょうか。
今回はこの成婚料について、詳しくご紹介します。
1.成婚料ってなに?なんのためのお金なの?
これは結婚相談所を通して出会った相手と結婚が決まったら支払う、結婚相談所に対する成功報酬です。
これは、単に婚活をサポートする費用とは区別され、あくまで結婚するためのサポートに対するものです。
例えば、
・あなたの結婚相手として、条件の合う異性を紹介してくれる
・交際状況を把握、管理してくれる
・交際が上手くいくよう、助言してくれる
・相手の気持ちを確認してくれる
というサービスの結果、結婚に繋がったときに発生する成功報酬なのです。
また、結婚相談所によって成婚の定義は異なります。
プロポーズが成立したら成婚とみなすところもあれば、両親への挨拶を済ませたら、または結納をしたら成婚とみなすところもあります。
宿泊を伴う旅行や同棲をしたら強制的に成婚退会とするルールを設けている結婚相談所も多いので、入会前によくチェックしましょう。
2.成婚料がある結婚相談所に登録するメリット
結婚相談所に支払うお金は多いより少ない方が良い、と思う方もいらっしゃると思いますが、そうとは限りません。
成婚料が設定されている結婚相談所は、成婚したら成婚料を払わなければならないため、真剣に婚活に取り組む会員が多い傾向があります。
成婚退会した後に婚約解消となると、成婚料を損してしまうからです。
また、成婚料のある結婚相談所は、『成婚』というサービスを提供することに重きを置いているため、アドバイザーが積極的にお世話してくれます。
よって、成婚料がない結婚相談所よりも、成婚料のある結婚相談所の方が、会員が早く成婚する傾向にあります。
3.成婚料がある結婚相談所に登録するデメリット
成婚料が設定されている結婚相談所に登録するデメリットとしては、当然成婚料の分、費用が高いことが挙げられます。
しかし、成婚料のない結婚相談所は、月会費を高く設定しているところが多く、どちらがトータルで費用を抑えられるとは、一概には言えません。
また一方で、成婚料を巡ってトラブルが発生しているのも事実です。成婚した事実をアドバイザーに報告せずに退会し、後から罰金を含め、成婚料の2倍ほどの料金を請求される例もあります。
また、自分の中では結婚する気持ちが固まっていなくても、成婚とみなされる行為をしてしまうと、成婚料を請求されます。
どうしたら成婚となるのか、入会前にしっかり確認し、トラブルになるのを避けましょう。
4.成婚料の平均的な金額は?
成婚料の平均的な金額は、5万円〜30万円程度です。
また、収入の何%と設定しているところもあります。
結婚相談所によって成婚料に差があり、また男女でも違う金額を設定している相談所も多いので、いくつか比較すると良いでしょう。
5.入会前にチェック!成婚料が発生するタイミング
成婚料が発生するタイミングは、結婚相談所によって異なります。
結婚相談所に婚約、または結婚の報告をし、退会する際に払うのですが、プロポーズが成功し婚約した時点で成婚とみなすところもあれば、両親への挨拶を済ませたら、または結納を済ませたら成婚とみなすところもあります。
また、婚約していなくても、宿泊を伴う旅行や同棲も成婚とみなす結婚相談所もあり、この場合は強制的に成婚退会となるので注意が必要です。
まとめ 何のためのお金なのか事前にチェック
結婚相談所に入会すると、入会金、月会費、お見合い料、成婚料など、さまざまな費用が掛かります。
入会前に、これらがどういった費用で、いつ発生するのかしっかり理解しておくことが大切です。
アドバイザーの手厚いフォローがなくても結婚できる自信のある方は、成婚料のない結婚相談所を選んでも良いでしょう。
また、アドバイザーに干渉されず、マイペースで婚活したい方も、成婚料のない結婚相談所の方が向いているかもしれません。
一方で、忙しく婚活する時間が取れない方や、早く結婚したい方、一人で婚活をする自信のない方は、成婚料のある結婚相談所で、アドバイザーに頼るのが結婚への近道かもしれません。