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  • 婚活で相手に見切りをつけるのはいつ?後悔しない判断基準を解説

    2017.02.28 / 2026.08.20 更新

    • 結婚相談所の交際中ノウハウ

    「この人と、このまま関係を続けていいのかな?」

    「悪い人ではないけれど、結婚相手として考えると何か違う気がする……」

    婚活をしている女性なら、一度はこんな迷いを感じることがあると思います。

    結婚を考えているからこそ、合わない相手との交際に時間を使い続けたくない。

    一方で、「見切るのが早すぎて、良いご縁を逃したくない」という気持ちもありますよね。

    実際、婚活では見切るタイミングがとても重要です。

    何度会っても関係が進まない相手を待ち続ける必要はありません。

    しかし、「ときめかなかった」「初対面で会話が盛り上がらなかった」という理由だけで断ってしまうと、本当は相性の良かった男性を逃してしまうこともあります。

    大切なのは、「何回会ったか」だけで判断するのではなく、会うたびに二人の関係が前に進んでいるかを見ることです。

    この記事では、婚活で相手に見切りをつけるべきサインや判断するタイミング、反対に見切るのが早すぎるケースについて、結婚相談所の現場で多くの男女を見てきた経験をもとに解説します。

    「続けるべきか、次へ進むべきか」と迷っている方は、後悔しない判断をするための参考にしてください。

    婚活で相手に見切りをつけるべきサイン

    婚活では、「もう少し会えば好きになれるかもしれない」「相手もそのうち本気になってくれるかもしれない」と期待して、関係を続けることがあります。

    もちろん、最初から気持ちが盛り上がる人ばかりではありません。

    何度か会ううちに相手の良さが分かり、結婚につながるケースもあります。

    だからこそ、「すぐに好きになれない=見切る」ではありません。

    見るべきなのは、相手への恋愛感情だけではなく、二人の関係が少しずつ前に進んでいるかどうかです。

    ここからは、婚活で相手との関係を続けるか迷ったときに、特に確認してほしいサインを解説します。

    いつも自分から連絡・デートに誘っている

    婚活では、男性が積極的に誘ってくれないからといって、すぐに脈なしと判断する必要はありません。

    恋愛経験が少なかったり、断られることを怖がったりして、自分から誘うのが苦手な男性もいるからです。

    しかし、毎回こちらからLINEを送り、こちらからデートに誘い、こちらが次の予定を決めなければ関係が続かない状態なら、一度立ち止まって考えた方がいいでしょう。

    重要なのは、相手からも関係を続けようとする意思が感じられるかです。

    たとえば自分から誘うのが苦手な男性でも、誘えば日程を調整してくれたり、「今度はここに行きませんか」と提案してくれたりすることはあります。

    反対に、こちらが動かなければ何週間でも連絡が来ないのであれば、単に受け身なのではなく、あなたとの関係に対する優先順位が低い可能性もあります。

    結婚生活は一人で築くものではありません。

    婚活の段階から一方だけが関係を維持しようとしている状態なら、結婚後も自分ばかりが頑張る関係にならないかを考えてみる必要があります。

    結婚の話をすると避ける

    婚活で出会っている以上、ある程度関係が進んだ段階で結婚について話すことは不自然ではありません。

    ところが、結婚後の生活や仕事、住む場所、子ども、家族などの話になると毎回話題を変えたり、「まだそんなこと考えなくてもいいんじゃない?」とはぐらかしたりする場合は注意が必要です。

    もちろん、交際直後から結婚を迫る必要はありません。

    しかし、婚活は結婚相手を探すための活動です。

    何度も会っているにもかかわらず、結婚について話すこと自体を避け続けるのであれば、二人の目的が一致していない可能性があります。

    「そのうち相手も結婚を考えてくれるだろう」と期待して半年、一年と待ち続けるのはおすすめできません。

    大切なのは、今すぐ結婚すると約束してくれるかではなく、あなたとの将来について真剣に考えようとしてくれるかです。

    関係を進めようとしない

    何度もデートしているのに、ずっと同じような関係が続いている場合も見極めが必要です。

    会えば楽しい。LINEも返ってくる。嫌われている感じもしない。

    それなのに、交際を深める話になると進まない。

    こうした関係は居心地が良いため、意外と長引いてしまいます。

    しかし婚活では、「嫌われていないこと」と「結婚相手として選ばれていること」は別です。

    本当に関係を深めたいと思っているなら、少しずつでも変化が出てきます。

    会う頻度が増えたり、お互いの価値観について深い話をしたり、将来について話したりと、何らかの前進が見えてくるものです。

    何度会っても関係性が変わらず、こちらから踏み込まなければ何も進まないのであれば、「もう少し待てば変わるかも」と期待するだけではなく、一度相手の意思を確認した方がいいでしょう。

    約束を何度も破る

    一度の遅刻や予定変更だけで相手を見切る必要はありません。

    仕事や体調など、どうしても予定を変更しなければならないことは誰にでもあります。

    見るべきなのは、その後の対応です。

    予定を変更したことをきちんと謝り、相手から別の日を提案してくれるのであれば、あなたとの関係を大切にしていることは伝わります。

    一方で、直前のキャンセルを何度も繰り返す、約束したことを忘れる、予定を変更しても代わりの日を提案しないといった状態が続くのであれば注意が必要です。

    婚活では、相手の言葉だけではなく、自分との約束をどれだけ大切に扱ってくれるかも見てください。

    結婚すれば、二人でさまざまな約束や予定を共有することになります。

    婚活中から約束を軽く扱う人が、結婚した途端に変わるとは限りません。

    大切にされていないと感じる

    婚活では条件や相性だけでなく、「この人は自分を一人の人間として大切にしてくれているか」を見ることも重要です。

    自分の都合ばかり優先する、こちらの話をほとんど聞かない、傷つくことを平気で言う、デートの日程も場所も毎回自分に合わせさせる。

    こうしたことが積み重なると、「私が我慢すればうまくいく」と考えてしまう女性もいます。

    しかし、結婚相手を探しているのに、交際段階から一方だけが我慢し続ける必要はありません。

    完璧に自分を理解してくれる男性を探す必要はありませんが、こちらの気持ちを理解しようとする姿勢があるかどうかは非常に重要です。

    条件が良いから、年収が高いから、せっかく交際まで進んだからという理由だけで、自分が大切にされていない関係にしがみつかないことです。

    話し合っても改善しない

    見切るかどうかを判断するうえで、私が特に重要だと思うのがここです。

    婚活中に相手への不満が出てくること自体は珍しくありません。

    連絡頻度が合わない、デートの誘い方に不満がある、気持ちを言葉にしてくれないなど、育ってきた環境も性格も違う二人なのですから、最初からすべてが合う方が珍しいでしょう。

    そのため、一度の不満だけで「この人とは合わない」と見切る必要はありません。

    重要なのは、その気持ちを伝えた後です。

    「もう少し連絡をもらえると嬉しい」「たまにはあなたからも誘ってほしい」と伝えたとき、相手がどう受け止めるかを見てください。

    完璧に改善できなくても、あなたの気持ちを理解しようとして少しでも行動を変えてくれるのであれば、関係を続ける余地は十分あります。

    反対に、きちんと気持ちを伝え、相手も内容を理解している。

    それでも何度伝えても何も変わらないのであれば、話は別です。

    「分かってくれない」のではなく、「分かっていても変えるつもりがない」可能性があるからです。

    結婚生活では、必ず意見の違いや不満が出てきます。そのたびに話し合い、お互いに少しずつ歩み寄る必要があります。

    だからこそ婚活では、価値観が完全に一致する人を探すこと以上に、違いが出たときに話し合える相手か、そして必要なときに行動を変えられる相手かを見ることが大切です。

    話し合っても毎回同じことを繰り返し、自分だけが我慢しているのであれば、「もう少し待てば変わるかもしれない」と期待し続けるのではなく、次の出会いへ進むことも考えていいでしょう。

    何回会ったら見切る?婚活で判断する目安

    婚活をしていると、「何回会っても好きになれないなら断るべき?」「3回目のデートまでに判断した方がいい?」と悩む方は少なくありません。

    結論から言えば、「○回会ったら見切る」という絶対的な基準はありません。

    私たちが結婚相談所の現場で見ていても、2回目のデートですぐに意気投合するカップルもいれば、最初はお互いにピンと来なかったものの、何度か会ううちに距離が縮まり、成婚まで進むカップルもいます。

    特に婚活では、最初から恋愛感情が強く生まれるとは限りません。

    むしろ、何度か会う中で「思っていたより話しやすい」「この人といると落ち着く」と感じ始めることもあります。

    そのため、回数だけで機械的に判断してしまうのはおすすめしません。

    回数より「会うたびに関係が前進しているか」を見る

    見切るかどうかを判断するときに大切なのは、何回会ったかではなく、会うたびに二人の関係が少しでも前に進んでいるかです。

    たとえば、初回は緊張してほとんど話せなかったけれど、2回目は自然に会話できるようになった。

    最初は当たり障りのない話ばかりだったけれど、少しずつ仕事や家族、結婚後の生活について話せるようになった。

    こうした変化があるなら、まだ判断を急ぐ必要はありません。

    恋愛感情についても同じです。

    「まだ好きではない」という理由だけで断るのではなく、前回よりも「また会ってもいい」と思えるようになったか、一緒にいる時間が少し楽になったか、相手についてもっと知りたいと思えるようになったかを見てみましょう。

    婚活では、ゼロだった気持ちが少しずつプラスになっているなら、その変化自体が大切な判断材料になります。

    また、自分の気持ちだけではなく、相手の行動にも注目してください。

    最初はこちらから誘っていたけれど、次は相手からデートを提案してくれた。

    LINEが事務的だったのに、少しずつプライベートな話をするようになった。将来や結婚について話す機会が増えた。

    このように、お互いの距離が少しずつ縮まっているなら、関係はきちんと前進しています。

    5回、6回会っても同じ距離感なら一度確認する

    反対に考えたいのが、何度会っても関係がまったく変わらないケースです。

    5回、6回とデートを重ねているのに、毎回当たり障りのない会話だけ。相手から誘われることもなく、結婚について話そうとしても深い話にならない。

    このような状態なら、ただ会う回数を増やすだけでは状況が変わらない可能性があります。

    ここで大切なのは、すぐに見切るのではなく、一度関係を確認することです。

    「私はもう少し関係を進めたいと思っているけれど、どう考えていますか?」と聞いてみてもいいでしょう。

    婚活では、この確認を怖がってしまう方がいます。

    「聞いたら嫌われるかもしれない」「もう少し待った方がいいかもしれない」と考えてしまうからです。

    しかし、結婚を目的として出会っているのであれば、いつまでも相手の気持ちを想像し続ける必要はありません。

    相手も前向きだけれど慎重になっていただけなら、話し合ったことをきっかけに関係が進む可能性があります。

    一方で、相手が答えを濁し続けたり、「今のままでいい」と関係を進める意思を見せなかったりするのであれば、それも一つの答えです。

    「1か月・3か月」より時間の中身を見る

    婚活では、「1か月で判断した方がいい」「3か月付き合ったら結論を出すべき」といった期間を気にする方もいます。

    もちろん、いつまでも結論を出さずに関係を続ける必要はありません。

    しかし、同じ3か月でも中身はまったく違います。

    3か月の間に10回会って、お互いの価値観や結婚観について話している二人と、3か月で2回しか会わず、ほとんど連絡も取っていない二人を同じ基準では判断できません。

    だからこそ、期間そのものよりも、その間にどれだけ相手を知り、どれだけ二人の関係が深まったかを見ることが重要です。

    婚活で怖いのは、判断を急ぐことだけではありません。

    「ここまで会ったから」「せっかく3か月続いたから」と、進展のない関係に時間を使い続けてしまうことも同じくらい注意が必要です。

    会うたびに少しでも関係が前進しているなら、焦って見切らなくても大丈夫です。

    反対に、何度会っても何も変わらないなら、一度相手の気持ちを確認する。

    回数や期間だけではなく、二人の関係が「前に進んでいるか」を基準にすることが、婚活で後悔しない見極め方です。

    婚活で見切る前に一度だけ確認してほしいこと

    「もうこの人は見切った方がいいかもしれない」

    そう思ったとき、すぐに関係を終わらせるのではなく、できれば一度だけ確認してほしいことがあります。

    婚活では、相手の気持ちが分からない状態が続くと、「私に興味がないんだ」「結婚する気がないんだ」と、自分の中だけで結論を出してしまいがちです。

    しかし実際には、恋愛に不器用で自分から動けない男性もいれば、こちらが不満を感じていること自体に気づいていない男性もいます。

    そのため、見切るかどうかを判断するときは、自分の中だけで答えを出すのではなく、一度きちんと気持ちを伝え、その後の相手の行動を見ることが大切です。

    自分の気持ちではなく「相手の行動」を見る

    相手の気持ちを考え始めると、婚活はどんどん難しくなります。

    「本当は私のことを好きだけど、仕事が忙しいだけかもしれない」「LINEが少ないのは、もともと連絡が苦手だからかもしれない」と、いくらでも理由を考えることができるからです。

    反対に、不安になっているときには、少し返信が遅いだけで「もう脈なしなのでは」と悪い方向へ考えてしまうこともあります。

    しかし、相手の本当の気持ちを完全に読み取ることはできません。

    だからこそ、婚活では「相手が何を考えているか」より「実際に何をしているか」を見ることが重要です。

    忙しくても会う時間を作ろうとしているのか。こちらばかりではなく相手からも連絡があるのか。

    次のデートにつなげようとしているのか。結婚について話したときに、きちんと向き合ってくれるのか。

    言葉では「また会いたい」「真剣に考えている」と言っていても、何週間も会おうとしないのであれば、その言葉だけを信じて待ち続ける必要はありません。

    婚活では、言葉より行動の方が相手の本気度を判断しやすいと考えておきましょう。

    一度は自分の気持ちを伝える

    ただし、相手の行動に不満があるからといって、何も伝えずに見切ってしまうのも少し早い場合があります。

    自分では「これくらい普通は分かるでしょう」と思っていても、相手はまったく気づいていないことがあるからです。

    たとえば、「いつも私から誘ってばかりで寂しい」と感じていても、男性側は「誘ってくれるから、このペースで問題ないと思っていた」ということもあります。

    そこで大切なのが、一度だけでも自分の気持ちを言葉にすることです。

    責める必要はありません。

    「私はもう少し会う回数を増やしたいと思っている」「今後のことについても少しずつ話していきたい」など、自分がどう感じていて、これからどうしたいのかを伝えてみましょう。

    ここで相手がどう反応するかは、今後を判断する大きな材料になります。

    婚活では、相手に自分の希望を伝えることも相性確認の一つです。

    結婚すれば、察してもらうだけでは解決できないことがたくさん出てきます。

    婚活中にきちんと話し合えるかどうかは、結婚後の関係を考えるうえでも重要です。

    相手に改善する意思があるかを見る

    そして、最も重要なのが気持ちを伝えた後の相手の行動です。

    ここで見るべきなのは、「分かった」「気をつける」と言ってくれたかどうかではありません。

    実際に何かが変わったかです。

    たとえば、「たまにはあなたからも誘ってほしい」と伝えたあと、本当に相手から誘ってくれるようになった。「もう少し将来について話したい」と伝えたあと、相手から結婚後の生活について話してくれるようになった。

    完璧に変わる必要はありません。大切なのは、あなたの気持ちを受け止めて、少しでも関係を良くしようとしているかです。

    反対に、何度話しても「分かった」と言うだけで行動が変わらない。

    話し合おうとすると面倒そうにする。こちらの希望を伝えても、「そんなことで気にする方がおかしい」と否定する。

    そこまで来たら、単なる恋愛の不器用さとは別の問題です。

    婚活では、「いつか変わってくれるかもしれない」という期待だけで長期間待ち続けないことも大切です。

    一度きちんと伝える。それでも何も変わらないなら、見切る。

    この判断基準を持っておけば、「もっと待てばよかったのかな」という後悔を減らしながら、次の出会いへ進みやすくなります。

    お見合い1回だけで「ナシ」と決めるのはもったいない?

    お見合いを終えたあと、「悪い人ではなかったけれど、なんとなく違う」「会話もそこまで盛り上がらなかったし、もう断ろうかな」と感じることはあると思います。

    もちろん、もう一度会うかどうかは自分で決めて構いません。

    ただ、結婚相談所で多くの婚活を見ていると、1回のお見合いだけで相手のすべてを判断してしまうのは、少しもったいないと感じることがあります。

    お見合いは、普段の出会いとは違います。

    最初からお互いが「結婚相手になる可能性のある人」として会うため、どうしても緊張します。

    普段はよく話す男性なのに、お見合いでは緊張して質問ばかりになってしまったり、沈黙を怖がって不自然に話し続けてしまったりすることもあります。

    そのため、初対面で「楽しくなかった」「ときめかなかった」というだけなら、もう一度会ってみてもいいでしょう。

    実際に婚活では、最初から強く惹かれた相手よりも、「特に嫌ではないから、もう一度会ってみよう」から始まった関係が、少しずつ居心地の良い関係に変わっていくこともあります。

    結婚相手を探す婚活では、「一瞬で好きになれるか」だけではなく、「何度か会ったら好きになれそうか」という視点も持ってみてください。

    初対面の違和感には「様子を見ていい違和感」と「すぐ見切っていい違和感」がある

    ただし、ここで勘違いしてほしくないのは、どんな違和感でも我慢して2回、3回と会うべきという意味ではないことです。

    初対面で感じる違和感にも、種類があります。

    たとえば、会話が少しぎこちなかった、思ったより話が盛り上がらなかった、服装が少し自分の好みではなかった、といった違和感です。

    こうしたものは、もう一度会うことで印象が変わる可能性があります。

    特に会話については、お見合い特有の緊張が大きく影響します。

    1回目は会話が続かなかった男性でも、2回目は緊張が取れて驚くほど話しやすくなることがあります。

    服装や髪型などについても、本人の人間性とは別の問題です。

    少し気になる程度であれば、それだけで結婚相手としての可能性まで切ってしまうのは早いかもしれません。

    一方で、もう一度会う必要がない違和感もあります。

    たとえば、店員に横柄な態度を取る、自分とは違う考え方を馬鹿にする、こちらの話を何度も否定する、断っているのに強引に距離を縮めようとする。

    こうした違和感は、単なる緊張や会話の不得意さとは性質が違います。

    むしろ初対面では、多くの人が普段より相手に良く見られようとします。

    その段階ですでに「この扱いは嫌だ」「尊重されていない」と感じるのであれば、「もう一度会えば変わるかもしれない」と無理に期待する必要はありません。

    価値観の違いについても同じです。

    趣味や食べ物の好みが違う程度なら問題にならないことも多いですが、結婚後の生活、金銭感覚、子ども、仕事など、自分にとって譲れない部分で大きな違いが分かったのであれば、それは重要な判断材料になります。

    「違和感がある=断る」ではなく、その正体を考えてみる

    仲人としておすすめしたいのは、お見合い後に「なんとなく違う」で終わらせないことです。

    自分が何に違和感を覚えたのかを、もう一段深く考えてみてください。

    「緊張していて会話が盛り上がらなかった」のであれば、もう一度会ってみる価値があります。

    一方、「こちらの話を否定されて嫌だった」「考え方を押し付けられた」「一緒にいて怖さを感じた」のであれば、その感覚を無理に打ち消す必要はありません。

    婚活では、「直感を信じてすぐ断った方がいい」という考え方もあれば、「1回では分からないから何度か会うべき」という考え方もあります。

    私は、どちらか一方ではないと思っています。

    見切るのが早すぎれば良いご縁を逃します。しかし、明確な違和感を無視して関係を続ける必要もありません。

    大切なのは、「違和感があったか」だけではなく、その違和感が緊張や第一印象によるものなのか、それとも相手の人間性や結婚生活に関わるものなのかを見極めることです。

    「嫌ではない。でも、まだよく分からない」。

    そのくらいなら、もう一度会ってから判断しても遅くありません。

    婚活では、最初から100点の相手を探すよりも、2回目、3回目と会う中で「この人、意外といいかも」と思える相手を見逃さないことも大切です。

    婚活で「見切るのが早すぎる人」の特徴

    婚活では、合わない相手にいつまでも時間を使わないことは大切です。

    しかし、その一方で注意してほしいのが、見切るのが早すぎて、自分からご縁を減らしてしまうことです。

    結婚相談所で婚活をしていると、たくさんのプロフィールを見るため、「次はもっと良い人がいるかもしれない」という気持ちになりやすくなります。

    その結果、本来なら何度か会うことで好きになれたかもしれない相手まで、初期段階で断ってしまうことがあります。

    婚活では「見切る力」だけでなく、すぐに結論を出さず、相手を知ろうとする力も必要です。

    では、どのような人が見切るのが早すぎるのでしょうか。

    ときめかないだけで断る

    「良い人だったけれど、ドキドキしなかった」

    この理由だけでお断りしているのであれば、少し判断が早いかもしれません。

    特に年齢を重ねると、若い頃のように一目惚れをしたり、初対面から強烈に惹かれたりする機会は少なくなっていきます。

    それは決して、恋愛できなくなったという意味ではありません。

    これまでの恋愛経験や人生経験によって、相手を見る目が冷静になっている部分もあります。

    婚活で結婚につながる相手が、必ずしも最初からドキドキする人とは限りません。

    最初は「普通の人だな」と思っていたのに、何度か会ううちに話しやすさや優しさに気づき、「この人といると落ち着く」と感じるようになることもあります。

    特に結婚では、恋愛初期の強いときめき以上に、一緒に生活したときの安心感や信頼関係が重要になってきます。

    そのため、「ときめかなかった」ではなく「もう一度会いたくないほど嫌だったか」で考えてみるのも一つの方法です。

    嫌ではない、話していて苦痛でもない、条件的にも大きな問題がないのであれば、もう一度会ってみてから判断しても遅くありません。

    一つ欠点を見つけただけで断る

    婚活が長引いている方の中には、相手の良いところよりも「ダメなところ」を探す癖がついてしまっていることがあります。

    話し方が少し気になる。
    服装が好みではない。
    趣味が合わない。
    LINEが少しつまらない。

    一つ気になる部分を見つけた瞬間に、「この人は違う」と判断してしまいます。

    しかし、残念ながら自分の希望をすべて兼ね備えた人は、ほとんどいません。

    年収も高い、容姿も好み、会話も楽しい、性格も優しい、価値観も同じ、家族関係も良好、自分を最優先してくれる。さらに相手からも強く好かれる。

    条件を積み上げていけばいくほど、当然ながら該当する相手は少なくなります。

    婚活では、理想を持つこと自体が悪いわけではありませんし、譲れない条件まで妥協する必要もありません。

    ただし、「絶対に譲れない条件」と「あったら嬉しい条件」を同じように扱わないことは大切です。

    一つ欠点を見つけたときは、「これは結婚生活に本当に影響することなのか」と考えてみてください。

    完璧な人を探すのではなく、欠点も含めて「このくらいなら気にならない」と思える人を探すことも、現実的な婚活では重要です。

    初対面の会話だけで判断する

    お見合いで会話が盛り上がらなかっただけで、「相性が悪い」と判断するのも少し早い場合があります。

    お見合いは普通の出会いとは違い、最初からお互いに結婚相手候補として会います。

    当然、緊張する人もいます。

    特に恋愛経験が少ない男性や人見知りの男性の場合、普段なら普通に話せるのに、お見合いになると質問がぎこちなくなったり、沈黙を怖がって不自然な会話になったりすることがあります。

    その1時間だけを見て、「会話が合わない人」と決めてしまえば、本来の性格を知る前にご縁を終わらせることになります。

    もちろん、失礼な発言をされたり、こちらの話をまったく聞かなかったりしたのであれば別です。

    しかし、容姿や条件が許容範囲で、人間的にも嫌な印象がなく、単純に「会話が盛り上がらなかった」という程度なら、もう少し様子を見てみてもいいと思います。

    2回目になると緊張が取れ、「お見合いのときと全然違う」と感じることもあります。

    初対面では、「楽しかったか」だけではなく、「もう一度会って確かめてもいいと思えるか」くらいの基準で考えてみるのがおすすめです。

    「もっと良い人がいるかも」で断る

    結婚相談所の婚活で特に注意したいのが、「もっと良い人がいるかもしれない」という考え方です。

    プロフィールを検索すれば次々と新しい人が出てくるため、「この人も悪くないけれど、もっと条件の良い人と出会えるかも」と考えてしまいます。

    しかし、「もっと良い人」は探そうと思えば永遠に探せます。

    年収がもう少し高い人、もう少し若い人、もう少し容姿が好みの人、もっと話が合う人。

    一つ条件を上げれば、その上の人も必ず見えてきます。

    しかも忘れてはいけないのは、婚活は自分が相手を選ぶだけではなく、相手からも選ばれる活動だということです。

    より条件の良い人を探したからといって、その人と交際できるとは限りません。

    そのため、今会っている相手に明確な問題がないのであれば、「もっと良い人がいるかもしれない」という理由だけですぐに断る必要はないと思います。

    結婚相談所によって交際ルールは異なりますが、複数の方と並行して会える段階であれば、嫌ではない相手はすぐに切らず、何度か会いながら判断するという考え方もあります。

    比較することで初めて、「条件は別の人の方が良いけれど、一緒にいて落ち着くのはこの人だった」と気づくこともあるからです。

    婚活では、見切りが遅すぎると時間を失います。

    しかし、見切りが早すぎても、ご縁を失います。

    大切なのは、「もっと良い人がいるか」ではなく、「目の前の人と幸せな結婚生活を築ける可能性があるか」を見ることです。

    明確に合わない理由があるなら見切る。

    一方で、「嫌ではない」「まだ分からない」のであれば、もう少し相手を知ってみる。

    このバランスを持てるようになると、婚活で出会った一つひとつのご縁を、より正確に見極められるようになります。

    自分だけで判断できないときは仲人に相談する

    婚活では、自分の気持ちを大切にすることは必要です。

    しかし、自分一人で考えていると、相手の良い部分を欠点だと判断してしまうこともあります。

    特に「悪い人ではないけれど、何となく違う」という段階であれば、交際を終了する前に仲人へ相談してみるのもおすすめです。

    欠点だと思っていた部分が長所の場合もある

    たとえば、「あまり積極的ではない男性」を物足りないと感じる女性はいます。

    しかし見方を変えれば、慎重で相手の気持ちを尊重する男性なのかもしれません。

    「口数が少ない」と感じていた男性も、実は自分の話ばかりせず、女性の話を聞こうとしている可能性があります。

    婚活では、恋愛相手として物足りなく感じる部分が、結婚相手としては長所になることもあります。

    自分の好みだけで判断すると、こうした魅力には意外と気づきにくいものです。

    仲人だから気づけることもある

    仲人はこれまで多くの交際や成婚を見ているため、「その違和感は本当に見切るほどのものなのか」を客観的に考えることができます。

    また、結婚相談所であれば、相手側の気持ちを確認できる場合もあります。

    自分では「私に興味がない」と思っていたのに、実際には相手も前向きだったというすれ違いも珍しくありません。

    もちろん、仲人から「続けた方がいい」と言われたからといって、無理に交際する必要はありません。

    ただ、見切ることは相談してからでもできます。

    迷っているのであれば、一人で答えを出す前に第三者の意見を聞いてみる。

    そのワンクッションが、本当は良いご縁だった相手を見切ってしまうことを防いでくれるかもしれません。

    まとめ|見切ることも、見切らないことも婚活では大切

    婚活では、合わない相手との関係をいつまでも続ける必要はありません。

    何度会っても関係が進まない、気持ちを伝えても相手の行動が変わらないのであれば、次の出会いへ進むことも大切な決断です。

    ただし、「少し違う」「ときめかない」というだけで、すぐに見切ってしまうのもおすすめできません。

    最初は何とも思わなかった相手が、2回、3回と会ううちに「意外といいかも」と変わっていくことはあります。

    迷ったときは、一度相手と向き合ってみる。

    それでも判断できなければ、仲人に相談してみる。

    そして、それでも「この人ではない」と思ったなら、次へ進んで大丈夫です。

    婚活で必要なのは、すべての出会いを成功させることではありません。

    自分に合うたった一人を見つけることです。

    一つのご縁が終わっても、婚活が失敗したわけではありません。

    経験を次の出会いに生かしながら、あなたに合う相手を探していきましょう。

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